・『シュガー・ラッシュ』に捧ぐ。
閉店後のとあるゲームセンターでは、ゲームキャラクターたちが他のキャラクターたちと交流していた――。
とあるアーケードゲームの悪役・ラルフは、今の境遇に不満を抱えていた。そんな中、そのゲームの稼働30周年記念パーティーを、自分ただ一人だけ除け者に、他のキャラたちが開いているのを目撃してしまう。思わずラルフは乗り込むも、悪役だからと歓迎されず、自分もヒーローになって見返すと宣言。ラルフは「ヒーローのメダル」を入手するという賭けを行うことになった。
他のゲーム内に潜入してメダルを探すことにしたラルフ。いろいろなことがあったがなんとか手にすることができた。
しかし「シュガー・ラッシュ」というレースゲームで、ラルフはヴァネロペという女の子のキャラにメダルを横取りされてしまう。憤慨するラルフだったが、彼女は自身のプログラムの不具合のせいで、レース出場を禁じられ、同じ世界の住人たちからも疎まれていた。ラルフは彼女を助け、優勝すればメダルを返してもらう約束を交わし、協力して交流を深めてゆく――。
【パングラム】
輪に迫って吠え、染めれぬ独りの気持ち。病むラルフ。
バグ起こし皆を助けよ。ヴァネロペ、いざ行かん。
【解説】
わにせまつてほえ、そめれぬひとりのきもち。やむらるふ。
はくおこしみなをたすけよ。うあねろへ、いさゆかん。