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・『宇宙兄弟』に捧ぐ。
少年期、謎のUFOを目撃した南波六太とその弟の日々人は、「一緒に宇宙飛行士になろう」と誓い合う。
それから年月が経ち、夢を叶え宇宙飛行士となった日々人は、日本人初となる月面歩行者として歴史に名を残そうとしていた。
一方、兄の六太は、勤めていた会社の上司に弟のことを馬鹿にされ頭突きをしたのでクビになってしまい、鬱屈した日々を送っていた。
そんな六太の下に、JAXAから宇宙飛行士選抜の書類審査通過の通知が送られてくる。それは、共に宇宙を目指すという夢を諦めない日々人が応募したものであった。
いつの頃からか、宇宙飛行士になることを諦めていた六太は、再び宇宙を目指すことを決意する。
【パングラム】
南波兄弟、宇宙へと。
後、兄も追っかけ目指し、
譲れぬ枠を得る。
ISS滅びて、闇迫りこむ。
【解説】
なんはきようたい、そらへと。
のち、あにもおつかけめさし、
ゆすれぬわくをえる。
ふねほろひて、やみせまりこむ。




