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・『五等分の花嫁』に捧ぐ。
高校二年生の上杉風太郎は、成績優秀だが生家が借金を抱えており、貧乏生活を送っていた。
ある日、風太郎は中野五月という転校生と知り合い、勉強を教えるよう乞われる。しかし風太郎はこれを断り、さらに放った一言が彼女の怒りを買ってしまう。その直後、風太郎は妹から「富豪の娘の家庭教師」というアルバイトの話を聞かされ、借金返済のためにその仕事を引き受ける。
だがその仕事とは、五月を含む五つ子姉妹に勉強を教え、全員を高校卒業まで導くというものだった。
始めは拒否される日々を送る風太郎。
紆余曲折の果て、風太郎は五人との絆を深めていき、好かれるというまさかの展開に──!
今までと同じ関係性ではいられない。
好意を寄せてくる五人に、風太郎はある決断を下す。
それは五人の中から一人を選ぶというものだった。
【パングラム】
中野家五人姉妹教わって。
よもや満たせぬLOVE?
歩めるは一人。
胸を裂く地へ。
惚れろ上杉!
【解説】
なかのけこにんしまいおそわつて。
よもやみたせぬらふ?
あゆめるはひとり。
むねをさくちへ。
ほれろうえすき!