・『ジョジョの奇妙な冒険』に捧ぐ。
時は1888年の英吉利。
青年貴族のジョナサン・ジョースター( 通称「ジョジョ」)と、そこへ養子として迎えられた青年ディオ・ブランド―がいた。
野心家のディオは、彼と共に過ごしていく中で、ひそかにジョースター家の乗っ取りを計画する。が、のちに失敗。その時、ジョジョが研究していた謎の石仮面を顔にはめ、吸血鬼へと変貌。人間をやめてしまったのであった。
幾多の死闘を繰り広げた末、彼らは海底に沈み、事件は終息した……かに思えた!
時代は流れ、1988年。
ジョースター家の宿敵・DIOが百年の時を経て復活した。
それと共鳴するかのようにジョナサンの子孫・空条承太郎に、幽波紋という能力が発現する。
DIOの影響によって死の淵を彷徨う母・空条ホリィを救うため、承太郎は祖父のジョセフらと共にDIOの潜むエジプトを目指す──。
( 第三部『スターダストクルセイダース』より。)
【パングラム】
猶予なく淵へ。
守り抜け、星痣のスタンド使い。
狙われる羽目。
闇に潜む敵を追え、殺せ。
【解説】
ゆうよなくふちへ。
まもりぬけ、ほしあさのすたんとつかい。
ねらわれるはめ。
やみにひそむてきをおえ、ころせ。
※ジョースター家の血統の者には首筋に星型の痣ができる。また、吸血鬼となったDIOは、完全体となるまでは陽の光を浴びることができないため常に闇に潜んでいるのである。