・ハライチの漫才みたいな何か①。
~入場~ & ~歓声~
胃賄&差輪辺「『はいどーもー払い血ですー」』
差輪辺「てことでね、早速漫才やっていこうかと思うんですけどね」
胃賄『そうですね、最近、花粉が酷くて』
差輪辺「あー! 花粉症ね。うんうん。わかる、すっごい分かる。俺も酷いの」
胃賄『だからねぇ、ちょっと全国民を代表して言いたいことがあるんですよ』
差輪辺「お、それはなんですか。ちょっと言ってやってくださいよ」
胃賄『一つ目はそうね、『花粉よ消えろ』』
差輪辺「そうだね、花粉は消えてほしいよね、うん、やんなっちゃうよねーほんと」
胃賄『あと、『花粉は舞うな』』
差輪辺「舞っちゃだめだよね、舞ったらもうね、みんなに迷惑かけちゃうからね、絶対ダメ!」
胃賄『花粉は撒くな』
差輪辺「撒き散らすのよくない! 絶対によくない。みんなの目がやられちゃうからね、うん!」
胃賄『魚粉は撒くな』
差輪辺「魚粉はね、こうしてスープに溶かしてずずってね、啜るのがいいんだわ。撒いちゃダメ。やってみ! やってみ!」
胃賄『興奮な枕』
差輪辺「このね~抱き枕ねぇ~なんかすげぇ興奮すんだよね。このなんていうの、くびれ? みたいなところとか、ほんと、ねぇ~」
胃賄『高級なたくあん』
差輪辺「一本五千円!? え、五千円!? 高くね? 五百円の間違いじゃ……え、五万円!?」
胃賄『過呼吸な落胆』
差輪辺「えぇっ……!? はっ! はっ! はっ! はぁ……、はあぁッ……!?!? ヒッ、ヒッ、ヒッ、ふぅ……」
胃賄『自己中なお布団』
差輪辺「ちょちょちょ、おいおいどこ行くんだよ! もうちょっと寝ていたいんだよ俺は! ……え? 今から天日干しされたいって? バカ! 俺は眠いんだよ。だから戻ってきなさい、ちょ、お布団の分際でベランダに行こうとすんじゃないよ、吹っ飛ばすぞ布団だけに、っつってね。みたいな」
胃賄『デコチューでオークション』
差輪辺「はい、おでこにチューってしてもらう権利を一万から! はい、そこ二万。はいそこ五万! 他いませんか! いなければ五万で……おっと、百万! いっきに百万! いませんか、はい、百万で落札!」
胃賄『成長痛でリアクション』
差輪辺「待って、今成長してるから! この膝のところまじ今ちょっと伸びてっから。あ、ああ! 伸びてる。成長してる! 痛っ! 痛たた!」
胃賄『勉強中にシラス漁』
差輪辺「んっいや、関係なくなっちゃったよ! 結構序盤で花粉の話関係なくなっちゃたよ、いい加減にしろ」
差輪辺&胃賄「『どうも、払い血でした」』




