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僕らの世界はすべてが言葉で出来ている。  作者: 絢郷水沙
縦読み編

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♠︎六行縦読み

※文字がずれて正しく表示されない方は、画面を横向きに変えるか、文字のサイズを小さく変えてみてください。

 東京にて悪なき犯罪も行われていると私の親が心配していた。

 大都は敵意いっぱいの人間がいるとも聞く。しかし負けない。

 一大決意しでてきたんだ。憧れの都会暮らしと東京大学進学。

 本学しかかすことのない難解な課題に、今から私の心は躍る。


( ※ 小説の内容は作者の主張ではありません。京都大学には全く悪意も敵意もございません。)


                 ◇◆◇


 ということで、六行の縦読みに挑戦してみました。

 左端から縦に読むと、「東大一本。京都大学には決して敵意か悪意しかないです」と読めます。

 以前ネットで五行縦読みというものを目にして、「よしっ、ならば自分は六行縦読みだ!」と意気込み、実際に作ってみました。

 その五行縦読みを勝手ながら引用させていただきます。( 以下がそれです。)


 日本恥知らずもいいとこだねww

 本当は障りなく韓国が決勝に進むべきだったのに

 最強韓国っていう認識を持ってない日本人はおかしいよ

 強い国がただの島国に実力で負けるわけないじゃんw


 六行縦読み作成の際に、参考にさせていただきました。

 短い文章ながら、なかなか良くできた縦読みだと感心したものです。

 内容的には感心しませんが、本文と縦読み文章との内容のギャップ、不自然さのない言葉選びが芸術点高いと思いました。


 縦読みを作る際、縦読みに使う文字が近くにあればあるほど作りづらいです。離れていればそれだけ間に挟む文字に幅が持たせられ、文字数調整も容易になります。

 今回、六行も隣接させて作ったのでかなり骨の折れる作業でした。

 こんな短い文章なのに、五時間ほどキーボードをぱちぱちと打っていました。

 一部漢字ではなく平仮名になっている部分にもどかしさがあり、そこだけが心残りです。


 次回の目標は、七行⋯⋯と言いたいところですがかなり難しそうです。

 ですが、頑張ってやってみようかと思います。


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