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獅子の紋章2

これは、捕まえるべきなのだろうか?

それとも見逃すべきなのだろうか?

いや、犯罪者ではないのだから捕らえるべきという表現はおかしい。


肉食獣に囲まれた草食動物の様に小さな体を更に小さくさせて目の前の少女が早く帰りたいのですが~と躊躇いがちに我々に向かって声をかけた。


「ちょ…この人畜無害そうな小さな少女が国家レベルの善行を行ったって何したんだよ…」

白騎士団長のローレンスがはっきりと会わられている獅子の紋章を見ながらこそっと呟く。

「…ローレンス、言葉が普段に戻っているが」

「いや、そんなこと言っている場合じゃねぇだろ。これ、本当に獅子の紋章で間違いないのか?」

「お前もよく知っているだろう」

「いや、確かに自分のにも現れたから知っているよ!知っているけどさぁ!どうみても、16歳の普通のか弱い少女じゃん!あ、16歳に見えているが実は幻術の魔法で…」

「ローレンス様、それだと逆に善行というよりは犯罪者です」

変な方向へと思考がいってしまった上司に側近のネイサンが素早く突っ込みを入れると、ため息をつきながら首を振る。

「…ローレンス様、悪行が露わになったわけでもないので、この場はとりあえず合格としてお家に帰してあげたらどうですか?」

「確かに。流石、ローレンスに長年仕えているだけのことはあるな、ネイサン。まともな事を言う」

「どういう意味だよ、ハロルド」

そして、お家に帰すという言い方が何だかほほえましい。

だが、わかる。

16歳の少女といってもまるで少年の様だ。

騎士団学校、それも王立の騎士団学校の一次審査に受かったのだから相当な魔力量の持ち主か運動神経が飛びぬけているか・・だが。

このまま合格として寮に住まわして学校に普通に通わすというのは違う気もする。

「とりあえず、本人に直接聞くか」

「…まぁそうだよな」

意見がまとまったところで本人に獅子の紋章が出現しているわけを聞こうとしたら目の前の少女が震えながら、私、捕まってしまうんでしょうかと聞いてきた。


「え、何、この可愛い生き物」

ぽそっと隣のローレンスが呟く声が聞こえた。



うーん、文章を保存するという方法がわからないわけではないが、面倒くさくてついつい投稿する所に入力するからこんな事になるんだよねー。

短い文章がドドーンとアップされちゃうの、迷惑極まりないよね。

いやーわかるんだけどさー。

ワード、パソコンに入ってないんだよねー。

困ったねー。ははっ!っていうか、本当、14歳の呪い、マジ勘弁!

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