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買い物10

私の前世の財産が全て国に没収されていました…。

酷すぎるうううううー!!!!


両替商の片隅で一人壁をうつろな目で眺めながら落ち込む女が一人。

私です。

同じ世界、といってもまぁ200年後なわけですけれども。

200年後の世界なのに何故、個人資産が無事だと思ったかといいますと。

ギルドに200年前個人資産を預ける際、担当者に「ギルドでは古代の石によって管理されますので他人に取られることはありませんし、なんなら何百年たっても保管されますよ!」と言われたからです。ええ。

それに預けたのはお金もそうだったけれど、貴重な魔石や魔術具、書籍に石板、宝石類に研究の成果の書かれた貴重な研究成果など、それだけで一代築けちゃうんじゃないのってくらいの貴重なものばかりだったのにい。

あの自信に満ちた顔、昨日の様に思い出せるよ?

あの野郎。200年たったらギルドで個人資産の管理自体していなくなっちゃっているじゃないよお!

今度会ったら、200年後はギルドでは個人資産自体扱いがなかったですよーって言ってやる!

まぁ、その人も今の世界にはいないわけだから何にも言えないんだけれど。


先ほどの受付のお姉さんの話では、以前、個人資産事業がギルドから両替商という国の独立機関への管轄になる際に、死亡や失踪した方の資産は全て国へと返還されたらしい。

故に、両替商が出来てからの資産に関しては古代石が認めれば相続が何百年たっていても認められるそうだが、それ以前。つまりギルドで管理していた際の死去及び失踪者の資産においては資産そのものが存在しない事になっているそうだ。

つまり。

私の資産!国に没収されていましたー!!!と、いう事らしい。

そんなぁ…。

お父さんやお母さんにお土産買って帰ろうと思っていたのに。

私は現在、正真正銘の一文無しとなっております。無念。

悶々と両替商の隅っこで壁と話しをしていたらお兄ちゃんが大丈夫かと声をかけてくれた。

「…残念だけど、諦めます…」

まぁ、200年前の資産がまだ存在していたら確かに、その方が奇跡だったのかもしれない。

それに他の世界へ転生していたらそれこそ一文無しなわけで。

うん、諦めるよお兄ちゃん。

「そんなに落ち込まなくてもいいんじゃないか?金なら僕が困らないくらいは持っているから心配するな」

「…お兄ちゃん、精霊だったんですよね?何でそんなにお金持っているんですか…」

怪しい。

お兄ちゃんは精霊だったのに。そういえば何故にお金を持っているんだろう?

「ん?オプション?」

オプションって誰からつけてもらったんだろう…。

気前が良すぎないか。

にこにこ微笑むお兄ちゃんをじっと見る。

「そもそも、ケイトにも騎士学校に行けば毎週末国から支援金が支給されるんだろう?」

へ?

えええええ??

目が点になって驚く私に事もないかのようにお兄ちゃんが話しを続ける。

「なんだ、そんなことも知らなかったのか」

「全く存じていませんでしたよ?」

ええ。全く。

「入学する先が王立の騎士学校だけあって両親だって養えるくらいの充分な支援金が生徒一人ひとりに支給されるらしいぞ?」

なんとおお!!!

「毎週末と月末に」

「毎週末と月末にい?」

わー!!なんてこと!

学校行きながらお金が貰えるとか最高ですか!?

「お兄ちゃんたらー!!」

私が歓喜の声を上げながら両手を上にあげると、お兄ちゃんが両手を広げてきた。

「ん?」

「ん!」

「ん??」

「んー!!」

首をかしげる私に両手を更に広げるお兄ちゃん。

え…もしかしてその胸に飛び込めとかいう事ですかね…。

えーっと。

固まっていると我慢しきれなくなったお兄ちゃんが私を抱きしめに来た。

ぎゅううっと抱き着かれる。

ちょ!

いやいや!

ちょっと待ってくださいよ?

棒の様に伸びたこの腕をどうしたら。

因みに私の顔はお兄ちゃんの胸板に押しつぶされている。

「お兄ちゃん、この体勢は一体?」

「お兄ちゃんに感謝したくなったのだろう?」

「だから?」

「全身で喜びを私にぶつけるがいい!」

ぎゅうっと抱きしめながらお兄ちゃんは頭を撫でてきた。

なっ!

こっ!これは恥ずかしい!とっても!

「大丈夫なのでそろそろ離してください!」

伸びていた腕で離れようともがくが一向にお兄ちゃんの身体が離れない。うう。

「まだ、大丈夫だぞ?」

「私がもう無理なので!っていうか恥ずかしいんで止めていただけますか!」

「恥ずかしいのか?なるほど?」

納得してくれたのかお兄ちゃんの身体が名残惜しそうにゆっくりと私から不思議そうな顔をしながら離れる。

あぁ、心臓に悪い。

お兄ちゃんの胸板が精霊だったくせに弾力があってヤバかった。

何あの筋肉…!!

自慢じゃないんですが私、前の人生では男性の胸板に胸を埋めるとかそんなことやったことがないんですよ!ええ!

だからですね?

だから…だから…何あの筋肉―!!!

めっちゃ弾力あって安心してしまう所だったー!!!

あっぶなっ!

私、あぶな!!

私変態への扉開けるところだった!

しかも、何かいい匂いしたんですけど!

同じところで洗っているはずの服なのに!私の服よりいい匂いしたんですけどあれなんですかぁ?!

精霊だからなの?元、精霊だから?

と、とりあえず落ち着け私。

と深呼吸をする。

はぁぁと何度目かの深呼吸をした後、お兄ちゃんを見ると、そうか恥ずかしいのかとブツブツ言っていた。

いや、何というか恥ずかしいのは恥ずかしいんですけど。

色んな意味でもうやらないでほしいと思う私だった。



なんというか、ワードがね。

薄い。見にくくてね?

いや設定を変えればいいんだけれどね?

つまりね?

ここで書くほうが見やすいような気がしています。

うーん、どうしようかなー。

見にくいからお陰で何かいているのか実はわけわかめでね?

つまり。

後日全消ししていたら申し訳ございません。(いや、しないとは思うけれども)

さてなぁ…どうしようかなぁ。

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