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合格!

「合格しましたー!!!」

合格証書を手に、お父さんとお母さんと万歳三唱をする。


わーい。よかった~。

騎士団の皆様に部屋に入ったら囲まれていた事件は驚いたけれど。

あれ、もしかして皆も受けたのかな。

あれが普通だったのかな。そうだとしたら、私滅茶苦茶ビビッてしまって恥ずかしさ極まりない。

挙句の果てに、白士団長らしき人から怖くないよーっていわれながらの退出という。

わぁ。いい年して恥ずかしい。

これから騎士学校に通うというのに。怖くないよって何さ。

いや、本当。

恥ずかしくて死にそう。

私、元年齢何歳だよって話ー!!

って心の中で悶えていたら、優しい今世のお母さんが美味しい手料理をふるまってくれました。

私、そういえば魔法を使っての料理だったら得意なんだけど、普通に料理する作業自体を見るの初めてなのよね。

教えてほしいなーと思ってみてたら、お祝いなんだけど一緒にやる?って言われて一緒に作りました。

なんだかさ。

じーんときちゃって。


「祝福ー!!!」


の大魔法を打ち上げました。

家の中だったので祝福を打ち上げた瞬間、屋根が星空に代わり、夜空に大輪の光の花が咲いて、それを見たお父さんとお母さんがえらく喜んでくれて。

調子にのった私は祝福大魔法を追加で2、3発上げましたとも!


こんな魔法で喜んでくれるんなら、何発でも打ちます!ええ!

私、大魔法使いなので!こんな魔法、いくらでも打てます!!

この間は昼間に打ったから目立たなかったけど、今回は夜空に打ち上げちゃったから他の人にも見えたかもしれないなぁと思いながら。

でも、とても綺麗な魔法だし。

見た人にも祝福魔法が届くはずだし。

皆で幸せになれたらいいよねーとほくほくしながらご飯を食べた。


・・・それが今後の問題となることを知らずに・・・



きたー。宅配、きたー。お風呂はーいろ。

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