2度目の生
新しく始めました。他の作品もまた更新するんでよろしくお願いします!
「許さんぞ勇者…!この恨みは来世で必ずや…!」
今3000年の時を生きた最強の魔王『ベルナ』としての幕を降りる
魔王は邪神から加護を得て、勇者は善神から加護を得て戦う
我の先祖もそうやって戦い、散っていった…
我もすぐに殺されると思った。しかし我は強かった。
100年、200年、1000年と我は生き残った。しかし、それ故に慢心した。
我は最強だと…我ならば勇者なんてそこらの兵と同じなんだと…
その慢心で我は…負けた…
しかし、我は保険をかけておいたのだ。
『転生魔法』と呼ばれる禁忌の術を使うことで我はまた蘇ることができるらしい
それが正常に発動すればなのだが…
「覚えておれ勇者よ…貴様は我の手で……」
そう言い残して、最強の魔王ベルナとしての生を終えた。
「あら、お昼寝は終わったの?ユリウス」
誰だ?こいつは…それにユリウスって…
お、綺麗な水晶があr…
「おぎゃあああああああ……!!」
(なんだこれは!)
「ふええええええええええ!!」
(み、醜い…我の翼と角を返せー!!」
「ど、どどどどうしたの!?ご、ご飯かな…」
「ふぎゃあああああああああ!!」
(ふざけんなーーー!!!)
「ユ、ユリウス泣きやんで…」
なんだ…この女!いや、待てよ…やめろ…!やめてくれ!我は抱っこされると……
「すぅ…」
「ああよかった。抱っこするとすぐ寝てくれるんだよね♪」
ふぅ……不便な身体になってしまったようだ……
とりあえず、お昼寝の時間は終わった!
しばらくは寝なくても大丈夫なはず!……多分。
さあ、この身体について調べ尽くしてやろう!
『いでよ!ステータス!』
ユリウス 1歳
人間族 職業 未定 LV1
HP 43
MP 67
攻撃力 3
防御力 2
俊敏性 4
知力 ????
スキル ーーー
『ふぅ…お、思ったよりも低いな…』
最強最悪の魔王として恐れられたあの頃が懐かしい…
あの頃は全ステータス????みたいになってたしな
まあ、まだ1歳だしな!ポジティブに行こう…
我には前世の知識がある!それを駆使し、クソ勇者どもを粉々にして、
我はまた『最強の魔王』となってやるのだ!
最近、思うように書けなくなりましたので、新しく書いてみました
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