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わびぬれば、

作者: 小林るこん

海で溺れた時のようなキスを思い出す

あなたに今一つお願いがあるとするならば

純粋を返してほしい

あたしと同じガッデムレディは

お前はこのベッドで何度泣かされたのだろう

着物から漂う古風なエロスに憧れて、彼女達の目が死んでいる理由を知りたかった

怖くて苦しくて好きで、

気づいてって

聞いてほしいって

かまってほしいって

抱き寄せてって


あの時の私は綺麗でしたか?

魅了されましたか?

汚れた手だったとしても壊したいと思ったのでしょう

本当はどうしたかったの?

忘れさせてくれよバーデン


あたしから彼がふわふわ漂っていく

誇った顔してアピールするだけして

そのまま一緒に連れて行ってよ

ヘラもレダもゼウスも金もブランドもセックスも


あの時の私は惨めでしたか?

媚びてましたか?

気づいてた 抱かれたらそれまでだって

だけど 踏まれた私に水をかけてくれたのはあなたでした

だから あの時の私は誰よりもあなたを感じてた

幸せ者だったんだ


形は違えど全部愛だったんだ

他に例えようが無いんだ

もう心配しなくていいよ

もう親愛しなくていいよ

私もあなたもまだ屋上の隅で震えてる

自力で這い上がれなくなる前に友達つなぎで帰ろう



だけど、やっぱり



やっぱり傷つけていて

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