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without you

作者: nikoa

終わることを知っていたら

ぼくたちは躰 重ねただろうか

消えることを知っていたら

胸に灯る火を 育てただろうか


変わらず輝く太陽(ひかり)を映して

滲んだ景色が頬を滑った


傷のない明日が今日になり

傷つける未来を手繰り寄せる

答えのない問いを朝に建て

間違った歌を口遊(くちずさ)んだ


終わることを知らないから

宵闇の波間に 吐息を漏らした

消えることを知らないから

胸に灯る火を 乱暴に仰いだ


ぼくは瞳に痛みを映した

きみは瞼で痛みを隠した


傷つけた今日が過去になり

消えることのない後悔となる

傷ついたきみが朝の中

立ち直る時に 泣くのは誰?


never say "leave me"

I'll never get over you...


きみのいない明日が今日になり

ラヴソングの意味を見失う

きみのいない今日に手が触れて

ぼくの瞼はきみを浮かべた


never say "go alone"

I cannot let you go...

ありがとうございました

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