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5月[ミサンガと記憶] 1.回想

この回は、主人公(一応)の友達の紹介となっています。

ここは某ホテルの一室だ。昨日の夜、俺達はクラスで仲の良い?男子3人女子3人でトランプをしていた。ちなみに、最初の種目はポーカーだった。理由は

「そりゃぁ・・・ほら、大人数でトランプやるって言ったらポーカーじゃない?ねぇ?」

と、クラスの女子の中でもリーダー的存在であり、クラスの委員長でもあり、また俺達男子3人の共通の友人である[水屋みずや はる]が、誰に問いかけるわけでもなく発言したからである。この水屋だが、なかなか美人である。身長は160ジャスト。体重は聞いたことが無いが、なかなかいい体つきでもある。しかし、少々性格に難ありで、人の秘密を探ったり、どんな男子とでも必要以上に喋るので、俺は少し苦手だ・・・良く言えばだれとでも仲良く接することができるってことなんだが。まぁ、そんな感じのやつだ。

「んじゃ、やろーよ!」

と、エブリヴァディが意見を言う前にちゃっちゃと配り始めたこの女子が、[神下かみした 真琴まこと]だ。身長は161ぐらいだろう。そしてスマート。ちなみに、今部屋の中にいる女子の中で俺が一番信用できる女子だ。理由は、中性的な外見のため、女子とアッチ系の話をすることが少ないから。もちろんそれだけじゃなくて、その明るい性格と親切さも理由の一つだ。向こう見ずな所もあるが・・・本人によれば、女子からラブレターをもらったことも何度かあるとか無いとか。うらやましーぜ!。さて、配り始めて数秒後・・・

真琴 「あれ!?今何枚ずつ配ったんだっけ?」

「4枚」

「5枚」 

と口をそろえて違う答えを言ったのが、[新田にった 未来矢みくや未早矢みはや]の双子姉弟である。身長は2人とも155程度だろう。体系は普通。未来矢が弟、未早矢が姉。この双子、驚くことに一卵性双生児で顔が一緒である。たまに入れ替わってイタズラをするのはデフォだ。クラスの女子の話では二人ともカワイイ系らしい。まぁ、俺達男子3人の中では未来矢が1番モテてるからな。納得。未来矢は天然が入ってると思う。未早矢は腹黒・・・って程ではないが、毎回のいたずらの首謀者だ。普段は未早矢が髪の左側をピンでとめたりしてるのですぐ分かったりする。いや、それを未来矢がやると俺は騙されるんだが・・・

「どっちだよおまえら!ってかポーカーって何だよっ!」

と、大声を張り上げたのが野球部のファーストの[村野むらの つよし]だ。この中で1番頭が悪い・・・と言っちゃなんだが、賢くない?力は強くて、右手でリンゴジュースを作れる程度らしい。(どうでもいいが)身長は178、体重は75。俺より10cmも高い。ってかおまえポーカー知らないのかよ!

未早矢 「教えてあげようか?豪くぅ〜ん。ポーカーと言うのは、ハートの3が手元に回ってきたら『ポーカー!!』って大声を裏声で張り上げるゲームなんだよ?わかった?」

豪 「んなわけねーだろ!」

そりゃいくら豪でも信じるわけねーわな?真琴も笑いをこらえてるし。

みんながカードをとった。え〜っと・・・あ、いきなりクローバーが揃ってやがんの。ラッキー

豪 「ポーーーーッーカーーーーァ・・ゲホッ!ムッ!」

なんという強運・・・ハートの3がまわってきてたか。ってか裏声出せてねーし。

豪 「こ、これでおれの勝ちか?」

晴 「私3枚チェンジ!」

俺 「俺チェンジなしで。」

真琴 「私もしないでいいやー」

真琴のやつ顔に出てるぞ、ニヤニヤしちゃって・・・ホンット分かり易いやつだなぁ。

未早矢 「2枚チェンジでー♪」

未来矢 「左に同じ。」

未来矢の左隣は未早矢だ。

豪 「あれ?チェンジってなに?・・・・ねぇ〜・・・ちょっと叶汰さぁん?シカトしないでよ。」

あ、俺の左隣は豪だったか。鬱陶しいからしっかり説明してやるか・・・

俺 「至極簡単に説明すれば、同じ数字を揃えたりペアを2つ作ったりする。んで、チェンジは1回ね」

うん。俺にしてはまともな説明。

晴 「佐野はKY王佐野の称号をGETした。」

ははははは!ごめんなさい・・・


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