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プロローグ

本当に普通の学校生活を書いてるかと思えば、実際にはありえないようなことを書いたりもしています。


そのようなことを不快に思う方は、見ないほうがいいかもです・・。


各キャラの境遇やプロフィールなんかは、作中で紹介されていきます。隅々まで読んで、それを理解して、より楽しく想像していただければ幸いです。

しんと静まり返った病室で、彼女は5月の葉桜をじっと見ていた―。

しかし、彼女の眼にはもうわずかな光しか見えない。

だが、彼女はずっと病室の窓から外を見ていた。

物心ついた時には、すでにこの病室のなかにいた。この病を治したい。楽しかったはずの幼い日にもう一度戻りたい。

此処に来る前の場所へもう一度戻りたい。

そう願いながら彼女は今日も外を見続けていた。

・・・

背後に人の気配がする。

母さんかな?

泣いてるのかな・・・?

ダメだ、もう耳もあまり聞こえない・・・

??? 「・・・よ」

女の子 「え?」

女の子が振り返ると、ぼんやりとしているが、母ではなく一人の男の子が立っていた―。








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「え〜っと?」

俺は一人。ここは、京都。んでもって今は5月。俺の名前は佐野さの 叶汰きょうた。つい先刻まで、何人かの友達と一緒に騒いでたはず。ところが、今は一人。簡単に言ってしまえば、学年全体で修学旅行に来たのだが・・・置いて行かれた。

まわりの通行人達 「ザワザワ・・」

俺はさみしがり屋でも何でもないが、やはりこんなにたくさんの人の中に一人でいるのは悲しくなってくる。

そうだ、元はと言えばあの馬鹿教師の数え間違いが原因だろう!

まぁ、そこのベンチにでも座りながら一応昨日の夜から今までの経緯を思い出してみよう。



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