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幽霊シリーズ

水幽霊

作者: 黄菜

ある日、私は近くの市民プールに友達と行く事にした。

皆で水着を用意して、ある子はカナヅチだからと浮き輪を用意してからかわれたり。

それでまぁ、普通にプールに行って、普通に遊んだわけよ。

・・・そして、私が一人でウォータースライダーに行こうとした時に、少しだけ違和感を感じた。

でも、この市民プールで何かが出るとかは聞いたことないから、

違和感を気にしないでウォータースライダーをすべるために順番待ちの列に並んだ。


その時だった。私の名前を呼ぶ声が聞こえたのは。


「   」

「・・・え?」


辺りを見回しても、その声の主はいない。

それもそのはず。あの子は、あの子は二年前に海で溺れて亡くなったはずなのだから。

だから、私はこの声を単なる空耳で済ませた。・・・・でも、


「   」

「・・・!?」


あと少しで私の番。その時、また、同じ声が聞こえた。さっきよりも、大きな声だった。

でも、私はまたしても空耳で済ませてしまった。

二度も全く同じ声が、それもさっきより大きな声が聞こえたというのに。

そして、とうとう私の番。二度ある事は三度あると言うもんで。


「   !」

「っ!」


あの子は、また私の名前を呼んだ。











流れる水の「むこう」に、あの子がいた。

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― 新着の感想 ―
[一言] …え?え、まさか、バッドエンドですかあああああああ!!!((ry 主人公が無事だったことを勝手に祈る私ww …けど、無事だったとしても、その幽霊に取りつかれそ…う…な…。 想像を膨らませ…
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