エピローグ
エピローグ (空紀 六音視点)
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僕はその後、1人でみんながいる、キャンプ場へと歩いていった。
僕がユーリを運ばなかったのは、僕がユーリをどうすればいいか分からなかったから。
みんなを呼んで来た方がいいって思ったから。
ほら、だって僕いつも他人任せでしょ?
適当にやってたから、、、殺人鬼に天罰が下ったんだ。
『えへへ、、、ユーリ可愛かったぁ。。。』
僕は首を傾けながら、少しばかりの笑顔でその言葉を彩った。
「また、一緒に映画も見に行きたい。」
「今の僕たちは相思相愛だからね!今までよりももっと、楽しくなりそう!」
「おっ。」
遠くに見えるは、、、「アテル君!」
「おーい!はは、すごい走りだね、アテル君は。『ユーリ』もそう思うでしょ?!」
「思わない?!え、なんで!、、、、ははは、確かに、アテル君はあんな走り方しないよね。」
「、、、」
「そっか、あれも幻想なんだね。」
「そっか、、そっかぁ。。。」
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ちょっと昔のことだけど、僕は昔、いじめられていた。
実はね、僕は僕のことをいじめた奴らのことをすごく憎んでた。
妄想の中で僕は奴らを何度も何度も殺したんだ。
潰したり、、、刺したり、絞めたり、、、何度も何度も何度も!
僕はやつを殺したんだ。
、、なのに、酷いよね。誰も死んでくれないんだ。
苦しかった。辛かった。
だから、僕は思った。
そうだ。何も感じなければいいんだってね。
だから、僕は奴らを憎まなかった。
感情を遮断した僕の脳は僕の言うとおりにならなくなっちゃって。
いつの間にか人形みたいにニコニコしながら、生きてた。
昔のユーリは嫌いだった。
昔の僕を見ているようだったから。
今のユーリは憎んじゃうほど嫌い。
アテル君を奪われたから!
ねぇ、、ユーリ、憎ませてくれてありがとう。
教室の一角。
僕は窓を眺めていた。
いじめられていたから、僕に誰も話しかけてこない、この時が1番楽だった。
「憐れで、憎たらしくて、、、、、謙虚で、頭がいいのにどこか抜けていて、いつも教室の窓から空を眺める可憐な君に。」
「私の名前は三日月 紫莉(みかづき ゆかり)、、って言います。気軽にユーリ、と呼んでください。」
パステルカラーで色付けされた、僕とユーリの世界の中で。
僕はその日、ユーリという少女に夢を見る。
ーおわりー
欠落少女はその日、半端な少女に夢を見る。
お疲れ様でした。




