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君と見た花

作者: 雨宮雨霧

まるでシャワーのように散っていく

あの花々はとても綺麗でした


君と見た夜空に咲く花々は

きらきらと輝きを変えて

煙になって消えていった


終わってほしくなかった

消えてほしくなかった

あの花は君と最後に見た

花束だったんだ


君と見た夜空に散る花々は

色も形も変わっていって

涙みたいに降っていった


終わってほしくなかった

逝ってほしくなかった

あの花が君と最後に見れた

花火だったんだ


君は覚えているかな

「あの花は私が生きた軌跡になる」

って言ったこと

「あの花みたいにきらきら消える」

って言ったこと


終わってほしくなかった

君と一緒に居たかった

あの花は君と最後に見れた

一輪の花だった

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