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死んだらやってみたいこと  作者: 立ち読み愛好家
9/10

二度目の異世界転生

白亜紀惑星から戻って、自宅でくつろぃでいたところ、わが家を地震か襲った。

「地震だ、落ち着け。」軽く自己暗示をかけたのだが、家が崩れて生き埋めになってしまえば、どうしようもない。

足がつぶれて、脱出もできないし、何とか出られても、クラッシュ症候群で多分どうにもならない。

しょうがないので、瞑想から神の世界に移り、異世界転生を試すことにした。

前回は共通の神の世界をもつ人界への転生だったが、ここは思い切って、全然別の世界を目指してみよう。

全然別の世界への移動方法は分かっている。視野というか、自分自身の存在感を高めていけばいい、考えるべきは、「外へ!」の意識である。すると、自分のいた世界を球として、捉えられるようになった。そのそばには、別の球もあった。まだ外があると感じた、なので、「外へ!」の意識をさらに高めた。その世界は球であった。球の中には複数の球があり、球の中にも複数の球があった。さらにややこしいのは、球の階層構造が一部矛盾して見えることである。球Aの中に球Bがあり、球Bの中に球Aがあったりする。それでいながら球A同士は完全に同一なのである。

球たちの乱舞を見つつ、「これが世界か」などと感慨に浸ったりしたが、転生が目的だったと思い返し、勘で選んだ適当な世界に降りることにした。

その世界の神界にまずは降り立ち、記憶等を残すため分身を置いておく。人界にあたる世界へと、転生を試みた。

第一部完

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