獣人の存在は無理。
亜人とかいないのは残念である。
猫耳の獣人とか見てみたかったのだが。
まぁ、前世である作家さんが喝破していたが耳が頭上にあるということは脳の形がそもそも異なるということなので、人間と同等の思考が可能かという点で、すでに疑問なのだが。
そもそも人間が2足歩行なのは、樹上に適応しすぎて四足走行の能力を失った類人猿が、森から追い出され、仕方なく身に着けたものなので、知的活動とは一切関係ないものです。
森から追い出された言えば、真猿である、ヒヒの類も一緒ですが、こちらは四足走行の能力が残っていたため、草原で普通に駆け回っています。
さて、なぜ人間は知的能力得られたのかというのが、疑問と言えますが、これは恐らく人間の身体能力が他の動物より圧倒的に劣っていたのが原因と考えます。圧倒的に劣っていたため、餌を得るにも創意と工夫が必要となり、結果として知的能力を得るしかなかったと考えます。
獣人の存在を肯定すると進化の途上で、前足を体側に移動させるため四則走行不可の段階を踏む必要があり、進化の過程を考えれば不可能と言えるかと思われます。
例外としては鳥の存在が挙げられます。
鳥は恐竜類から派生しましたが、恐竜はもともと二足歩行で、樹上に適応する際に前足を体側に移動させ、気に抱き着けるようになった結果、翼への道が、開かれたと考えます。