楽して生きたい燃料資源
間違いがあったら、どうかご指摘ください。m(__)m
特に計算に関しては、かなり危ういです。
ただし数値については、ほぼ概数で表していますから、明確な計算ミス以外はお見逃しください。
世界の1年間の総消費エネルギーは、太陽光が地表に届くエネルギーの、ほんの1時間分と同程度だ。
繰り返す。1年間分をたった1時間だ。太陽光とはそれだけすごいのだ。
それは熱量にしてざっと、500EJ。
E、エクサとは10の18乗(1の後ろに0が18個付く)
J、ジュールは、4.2Jで1calとなる熱量だ。
ちなみに拳銃の弾丸一発の熱量は、およそ500Jに過ぎない。
人間の一日の摂取カロリーが2000kcal程度であることを計算したら、銃弾一発なんてその16800分の1程度の消費エネルギーしかないのだ。
現代。化石燃料燃やして、いずれ枯渇する資源消費して二酸化炭素ばらまいているのに、
実は太陽光だけで、過分なエネルギーを地球は得ているのだ。
ざっと計算すると、一年間を一時間だから、
一年365日×24時間=8760
つまり、太陽光は現状の人間が用いている消費エネルギーの、
8760倍、地表に降り注いでいることとなる。
これだけエネルギーがあるなら、
太陽光発電だけですべて電力を賄えそうだが。
ソーラーパネルはコストが高いし、
発電効率が悪い。直射日光浴びてもせいぜい10%。さらに夜間は無論として、悪天候だと0%に落ち込むため、トータルでは太陽光をフルに活用する場合の、2~3%の発電効率しかない。
その2%でも、前述した8760倍に掛けたら、火力発電とかの175倍の発電量を望めるはずだが、コスパ的に釣り合うだろうか?
設置工事費の他に、なにより土地代。保守点検維持費、清掃費。さらには減価償却費……ソーラー発電はいまのところ、コスパ悪すぎる。
それでもいずれは火力・原子力発電に代わるのを期待したい。太陽光発電素材のシリコンやカーボンは地上にほぼ無尽蔵だ。
世界の化石燃料の埋蔵量は、過去の推定で40ZJほどだ。(Z、ゼッタ=10の21乗)
これが先の500EJで割ると? 80。
つまり数十年しか、化石燃料を燃やす火力発電は成り立たない計算になる。
資料が2000年ころと古いから、80年マイナス20年マイナスその他で、もはや40年割ったかも。
やはり太陽光発電が有望なのだが、コストの高さに対抗するためには、自動保守としてのミニロボットが、パネルの清掃などをこなしてくれ、しかもそのロボットが老朽化しても、自動生産してくれる工場とかないとダメか。
そもそもどんなインフラも、老朽化し寿命があるのだ。逐次太陽光パネルを量産し、全世界に30年に一度ペースくらいで敷設しなおすコストも念頭に置かないと。
以下は理想と現実のギャップだが。
仮に1平方メートル当たり1円の安さで製造できたとして、1ヘクタールなら。1万円。
さて、ありえない例えだが、日本の農地をすべて太陽光パネルに置き換えたとして、500万ヘクタール程度。
つまり1万×500万で、500億円との単純計算となる。
これらを現地まで運んで施設する費用は、軽く10倍、おそらく100倍程度にはなるから、5兆円は見込まねばならないし。
すると一億で割って、一人頭の支払いは、5万円との出費となる。これは……安いか? 毎月の光熱費が以降掛からないとすれば、万々歳のコスパだが。
しかし500万ヘクタールとすると、500億平方メートルとなり、ざっと一億で割って一人当たり500平方メートルが使える計算となるが、それほどの土地、ふつうの民間人のだれが保有を認められるというのだ?
(地主だけ。だからあえて、日本の農地、としたの)
おまけに500平方メートルといって、その発電力といったら(調べても正確なデータはないので憶測)……期待される理想の最高出力の1/10は見込まねばならない。すると現行の電気の100V×1A=100Wを割り込むかもしれないし。
蓄電池が機能すれば、これははるかに改善されるが。
理想的にいけば、未来はとても明るいのだが。
エネルギー問題の解決の他にも、多々の危機が世界に見舞っている。
ほんの100年前は、WW1が終わったばかりで、WW2は始まっていなかった。
いまできることはなにか、考えてみたい。
だってみんな平和に楽して生きたいでしょ。(/・ω・)/