始まりは・・・。
初めて小説を書いてみました。
よかったら読んでみてください。
この作品は、「童話、古典文学など著作権の保護期間が終了している作品を原作とした小説」
になります。
青く澄んだ空、緑が生い茂る森、そこに咲く可愛らしい花々・・・
目を開けるとそこはおとぎ話の中でした。
そして俺は、上下真っ白のスーツ
それにキラキラした装飾品なんかがついたりして・・・
俗に言う王子様の格好をしていたのでした。
「うわぁぁぁぁ!!どこだここは?!何なんだ?!?!?!?」
思わず叫ばずにはいられなかった。
「ちょっと待て!待ってくれ!!どういうことだ?!」
周りに誰かいるわけでもないのに待ってと連呼してしまう。
いやいやいや・・・・・落ち着け俺!
ひとまず記憶の整理に自分のことを思い出してみよう。
俺は、藤堂隆。今年18歳になる高校3年生。
昨日から夏休みで、隣町のじいちゃんとばあちゃんの家に遊びに来た。
自分で言うのも悲しいが、成績・顔・運動神経はすべて人並み。
いわゆる凡人というやつ。
恋愛ドラマとかだと、せいぜい主人公と仲のいい友達C~Gぐらいのレベル。
俺はさっきまで、ばあちゃんと一緒にお茶を飲んでいた。
確か・・・その後、じいちゃんの書斎に呼び出されて
俺は書斎の扉を開けたんだ。
開けた瞬間、目の前が真っ白になって・・・・
今に至る・・・・・。
確か真っ白になる直前じいちゃんが
「隆!!ファイトじゃ~!!!」
とか言ってた気がする・・・・・。
これはじいちゃんの仕業か・・・。
じいちゃんはゲーム会社に勤めていた。
それも次々ヒット作をだすような敏腕社員。
定年を終えた今だに、書斎にこもっては新しいゲームを作ろうとしている。
ということは・・・「これはゲームの中か?」
そうだ!!ゲームの中なら通信機能的なものがあるはず!よし!!
「じいちゃーーーーーーーん!!どういうことだよ?!これ?!」
「・・・・・・・・・・・・・。」
応答なしか・・・・・。
よし!口は悪いけど、この作戦で行くか。
「おい!こら!!くそじじい!!お前の耳んなか耳くそ詰まっとんのか?!」
と言い終わるか終わらないくらいの時
「おい!こら!!隆!!何て口のきき方じゃ?!
そんな風にお前を育てた覚えはないわい!!」
とじいちゃんから返事があった。
よし!俺の作戦勝ち♪
「だってこうでもしないと返事してくれなかっただろ?
とりあえず、この状況について説明してくれ。」
「・・・・・・・そこは、ゲームの中じゃ。」
それは分かってると俺は思った。
「隆。お前ももう18歳になった。結婚もできる歳じゃ。
なのにお前ときたら、彼女の1人も作らんと・・・。
わしはお前の将来が心配じゃ。
そこで!!わしが開発しました!王子様体験シミュレーションゲーム!!
その名もときめきラブァーじゃ!
王子になって、女心を知り、現実世界の恋愛に生かそう!!というものじゃ。」
「・・・・・・・・・・はあ?!何だそれ?!
ていうか、彼女いないとか余計なお世話!!
しかもそのネーミングセンス!!ダサいよ!!」
「ま!というわけで、夏休みは女心を学んで来い。実りある夏休みになるぞい。
あ!あとその中の主人公の女子を落とすまでは、その中から出てこれないからの。
心して取り掛かるように。」
「・・・・・・・え?!主人公を落とすまで出れないって
いやいやいや!!今すぐ出してよ!!
しかも名前に関しては無視?!」
「無理じゃ♡
まあ、ヒントくらいはやろう。
その世界は白雪姫の中。
お前が落とす女子はかの有名な白雪姫じゃ。
お助けキャラは小人じゃ。
検討を祈るぞ~!
名前は昨日徹夜で考えたのじゃ~~!」
「あ!おい!!ちょっと待って!!!」
ブチ!!
何かかが切れる音がした。
あのじじい。通信手段切りやがった・・・・・。
えっと・・・もしかして俺・・・・・かなりピンチ?!
「これからどうしたら良いんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」