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剣より魔法が似合っているっ!!  作者: 椎木唯
王の種族と職業
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剣よりシャーネが似合ってましたっ!! 【改編番】

 編集済みでごわす

 編集日、3月29日でごわす

 ミーアは召喚士だった。だけど生粋の剣士だった。よって宝の持ち腐れである。

 そしてシャーネの職業が呪術士、と判明した事で押さえきれなくなった自我が暴走して殴りかかってしまったのだがシャーネの華麗な腹パンで綺麗に沈められてしまった。後悔も悔いもないのだが女に負けて少し悔しいです。


 そもそも呪術士とは何なのか? 字的に呪われてそうだねとシャーネの考えなのだが違う。何で教会で呪われた職業に就くんだよ神はどうした見放されたのかと言わざる終えない。

 呪術士。言葉で力になる職業である。

 例えばアイツが憎い。あの子をどうしても許せない。こんな気持ちでいるのが堪えきれない…そんな感情を糧に力が増大する主人公的な職業なのである。例えが完全に呪いの類いであるが…まぁ、見方によっては呪いだろう。別に俺の事じゃないので殆んどどうでも良いのだ。これが人間である。



 華麗な腹パンが決まったことにより、内蔵がグルグルと掻き回される感触が未だに次ぐくこの現状を打破するために何か気を紛らわせるものは無いかと必死に脳みそを回転させる。


「…そ、そうだ。この後の事だけどシャーネはどうするんだ?」


「冒険者になるんじゃないの? そんな話をしてた記憶あるんだけど…え、記憶喪失? もしかしてここに居るアー君は偽物で本物は違うところに幽閉されてるとか…た、助けに行かないとッ!」


「逆にお前の記憶がどうなってんだよ。何でそっちにいっちゃうんだ…」


 中央広場みたいなところで休んでいたのだが早速立ち上がったシャーネを寸でのところで捕まえ座らせる。


「よし、俺は本物だ。それは分かるな?」


「何言ってるの私がアー君を見間違えると思いで?」


 何処から取り出したか不明だが扇子で口元を隠し「オホホホホ」と、どこで感化されたか分からないが貴婦人的なノリで笑い飛ばす。そろそろキレて良いか? いや、殴りかかろうとした前科があるしここは我慢だな。


「まぁ、それは置いとくとして…冒険者になるって意味分かっているのか? 家に居たときのように食って寝て食って寝ての人間を辞めたような堕落した生活を送れなくなっちゃうんだぞ? つか、俺の家はお前の家じゃねぇ…」


 リアルに居候していて殆んど双子のような生活だったので危うくシャーネには実家があることを忘れるところだった。この一文に情報が詰め込みすぎじゃね? 一番頭がこんがらがっているのは俺なんだけどね。

 冒険者。それは冒険する者である。以上説明終わり。

 俺の問いとも言えないような言葉を聞いたシャーネは扇子を仕舞い、真面目な表情に変わった。


「うん。分かっているつもり。その為にアー君に付いてきた訳だし、その覚悟も決まってる」


「なら良いけどさ…」


 その為には冒険者ギルドに行って登録をしなくてはいけない。

 事前の情報では登録料無料、年会費は依頼を受ける度に引かれるので実質無料。と調べがついている。タダより高いものは無いと言うけれど…その言葉の本質をこの年になっても理解しておらず、まぁ、それでも無料って良いよね。考えることを辞めた。思考停止も時には良いのだ。ほら、未体験は新しい刺激じゃん?

 その刺激は経験して良いのかは考えたらダメなのだが考えることを辞めたら例え犯罪でも無かったことになるのだ。結局は自分の中から無くなるだけなのだが…まぁ、それも選択肢の一つとしては正しいだろう。結論、冒険者になろう。


 なるならない以前の問題で交通費しか支給されていないので早いところ働き先を探さないといけないのだ。社会は世知辛いよ…。

 そんな想いを抱え、次いでに痛みが引いてきた腹を抱えてベンチから立ち上がる。中央広場…まぁ、正式名所が分からないので仮名なのだがそんな目印とも言える噴水が鬱陶しくて堪らないのだ。威力を考えて設計していないのか重力に沿って落ちてきた水が結構な勢いで此方に跳ねてくるのだ。夏場は結構涼しそうだね。






 最初の目標は冒険者になることである。俺は忘れていないぞシャーネが紛いにも魔法職になったことを…。魔法は男の夢であり、ロマンなのだ。ロマンのロマンでマロンなのである。マロンのケーキ食いてぇなぁ。

 何気に小説投稿一年経っているんですよね。こんな文章力で良いのか……ただ、人差し指のみでのタイピングだけが早くなっていってる気がするのですがそれは。

 あ、最近暑いですので水分補給は忘れないよう気を付けてくださいね。

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