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勇者旅立つ…らしい

「ベティ、眠いね」

「にゃあ」

「ベティ、キミは喋れるだろう?しかもキミは有名な悪魔ベヒーモスだ。できるんだろう?」

「ニャア」

「ああ、うんわかったキミが欲しいのはこのカニカマだね」


私が今目の前に居る猫に話しかける。

猫バカじゃないかと思われるが私はまじめに本当のことしかいってない

今目の前にいる三毛猫で紫暗な目をしている猫、ベヒーモスのベティだ。

彼は悪魔で人間なんて根絶やしできる力を持っているが私の力で猫になっている

他にも、ドラゴンの中で最も邪悪な邪龍も横ですぴょすぴょ寝ているキジトラ猫になっているし、

バハムートなんて出窓に置いてある鳥かごで真っ赤な体をしているインコになっている。


「ねえ、ベティ、今日の悪魔会議行かないの?」

「ニャア」

「ああ、部下に任せたの?でもカニカマはあげないよ」

「ミャアウ」

「不満なのはわかるけど仕事はしなよ?」

「にー…」


そう言ってベティは転移魔法を使って魔界に戻っていった。

ああ、私の自己紹介はまだだったね。

私は畑真由、日本人だ。

現在ディエルア世界のミーレディア国の魔王をしている

ディエルア世界は人間と魔が共存する世界だ。

人間は法術を使って神様からもらった力で生活しているし

魔族は悪魔からもらった魔法で生活している。

まあほとんど変わらないからほぼ対等な関係でいられてるが差別が酷い人間のお陰で諍いは絶えない。

そして私はその二国を公平な立場から見守るために呼ばれた。

いわば観測者、バランサーであり、この世界唯一の魔王とされている。


「チチッ」

「バハムート、ご飯は一時間前にあげたぞ~」

「チッ!」

「え、飽きたって?無理無理、しばらく買い物行く気ナイからね」

「ジッ!」

「あ、火は出さないでね」


まあ、魔王なのですべての魔族の力を抑える事ができるチートも貰ったし、

人間の街も数個潰したりしてもいるので魔族からも信頼が厚いが、私、そういうの嫌いなので現在、数匹の悪魔と一緒に隠居してます。

え、仕事は?大丈夫、定期的に水晶で見てるからホラ、仕事してる。

ほら、今も邪龍を膝に乗せて水晶を片手に持って仕事してる


「へー王子が勇者に…頑張ってるねぇ」

「うなん」

「あ、起こしちゃった?」

「にぃ」

「あ、王子?ほらほら金髪青目なキンキラ王子様~キレイだねぇ~」

「シャー!」

「あ、殺さないのかって?大丈夫、見つからないと思うから」

「………うなん」


邪龍は私の言葉に同意した…と思って良いのかな?いつもノリで返事してるから検討違いな事話してると人型取られたときにいつも言われるんだよねー

あ、なんで見つからないと言うのはここ、魔族の土地なんだけど私引きこもりなんで大きい大陸の3分の1は魔族の土地にして、残りは私の土地にしてるんだ。

そんな広大な土地そうだなー元の国感覚で考えれば、ブラジル並みな大きい土地がまるまる私と土地で、ほとんど森とか谷とか崖とかまあ、小さな家ならミツカンネーヨレベルなんだよね。

しかもここ崖の上だし、近くの街までテレポートしてるし、家からなかなか出ないからまあ見つかるのは不可ってこと。

それなのに王子達は頑張ってここまで来るらしいね。近所に竜の谷って言われてる人即殺な谷あるのに大丈夫かね?


「ニャア」

「あ、ベティお帰りー牛乳をあげよう。」

「ニィ」

「ニボシは晩御飯後でね」

「ミィ…」

「悲しい顔してもだぁめ、晩御飯後!」


まあ2LDKの家で私は魔王してます、インコと猫二匹と。

頑張ってね勇者、ムリだろうけど


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