第3話 国立第3高等魔法学校
どうも神薔薇です!!
今回は魔法についても説明があります。
今回も3人だけですね。
それではどうぞ!!
魔法。それは普通なら起こせない奇跡すら可能にする神秘の力。
だがこの世に普及している魔法は、そんな神秘の力というイメージは少ない。
魔法を使用するにはデバイスという魔法補助端末が必要だ。
いくら魔力が有ってもデバイスが無いと魔法は使えない。
デバイスには魔法陣が記憶されており、使用時にはそれを起動させ、魔方陣に魔力を流し込む事で魔法は発動する。
これは中世の時代に活躍した、最古の魔道師と言われる、
『ウィリアム・G・フォーチュン』も例外ではない。
彼もデバイスを使っていたらしい。
だがその時代にデバイスの様な精密機械は存在しないはず。
なのにデバイスという機械を所持していた。
なぜその時代にデバイスを持っている者が居たかは不明。
現在でも、それは明らかとなっていない。
だがデバイスに記憶されていない魔法を発動するのは不可能ではない。
過去にも何度か確認されている。
どれもが術者は興奮状態であった事から、魔法の使用には精神状態が大きく関わる事が分かった。
実際、理論上は可能と言われてる。
大量の英数字により描かれる魔方陣を記憶する事が出来るのなら。
しかし、それは不可能だろう魔方陣の形だけでなく、大量の英数字を全て覚えるなど。
というかデバイスが有るのだから、そんな必要すら無い。
でも過去に確認されている現象も、このケースは少ない。
多く確認されているのは、頭に思い浮かんだ強いイメージにより発動するケースが多い。
しかし、これも謎が多い。
頭で思い浮かべた情報など所詮は穴だらけのものだ。
そのイメージだって魔方陣ではなく、魔法により起こされる現象を思い描いているだけだ。
そんなもので何故魔法が発動するのかは、今でも分かっていない。
魔法は奇跡を起こす力、神秘の力である。
未だに謎は多い。
* * * *
国立第3高等魔法学校。
日本に8つある魔法高校の1つである。
日本には8つの地方それぞれに1つの魔法高校が存在する。
魔法学校への入学者を増やすためだろう。
生徒は住んでる地方にある魔法高校に入学するのが殆どだ。
魔法の世界は実力主義。
1クラス40人でAクラスからFクラスまである。
Aクラスから順に成績振り分けられる。
上のクラスは下のクラスを見下す。
特に入学したばかりの、1年生は顕著だ。
今の魔法高校ではそれが普通になっている。
学校の制度もそれに拍車をかけているだろう。
AからCクラスとDからFクラスでは扱いが違う。
DからFクラスには魔法実技の授業中に講師がいない。
しかしAからCクラスには講師が付く。
当然DからFの生徒にはこれを不満に思ってる者もいる。
だがこれが変わることは無いだろう。
講師の数も限られているのだから、普通は優秀な生徒の方につけるだろう。
大体、そういう部分に関しては学校には何も期待していない。
というか魔法の学校なのだから、魔法に秀でる者が優遇されるのは当たり前だろう。
だからといって唯、優越感に浸りたいだけの幼稚な行動を認める気は無いが。
それより大事なことは最大10人1組のチームを作ることだろう。
これはクラス学年も関係なく自由に組むことができる。
そして校内でチームで参加する大会を年に4回行われる。
参加は自由だが、出場すれば授業が免除になる為、大体のチームが出場する。
まあ、早くに負ければその後の授業は普通に受けることになるが。
当たり前だが、テストが免除される訳では無いので、勉強してないと普通に赤点になる。
まあその辺りは、事前にテスト勉強用のプリントを渡してくれるらしいので、それで勉強していれば普通は赤点にはならないらしい。
他にも大会以外でも、許可が取れれば試合は出来る。
そしてチームにはランクがある。
AランクからFランクがあり、大会や試合により貰えるポイントが一定まで達したらランクが上がるらしい。
ランクが上がれば、食堂の割引券を始め色々な得点が付くらしい。
俺たち3人は一緒に組むが他のメンバーはどうするか?
「なあ俺たちチーム一緒に組むだろ?」
「うん」
「どれぐらいの人数になるだろ?」
「確かにね。ラーナ主席だから組みたがる人結構いるんじゃない?」
Aクラスは上級生から勧誘を受けやすいそうだ。
新入生総代のラーナなら特にそうだろう。
「それなら宗弥も顔良いんだから組みたがる女子結構居そうだけど」
「そうだろうな成績もいいしな」
「でも正直顔とかでなら空兎の方がかっこいいと思うけど?」
うん?俺はそんな事無いと思うが。
宗弥は爽やか系だから人気でそう。
「うん。Fクラスでは人気になるんじゃない?」
「お前らと組むんだから関係ないな」
「私もだよ。……ソラ以外興味ないし」
ラーナが顔を赤くしている。
最後の方はボソボソと小さい声で言うから何も聞こえなかった。
何を言ってたんだ?
「僕も」
「まあメンバーは仲良くなった人とか報告しあって決めたら良いだろ」
「そうだね。仲が良い人と組む方が連携取りやすいだろうしね!!」
仲が悪くてチーム解散とか嫌だしな。
「にしてもラーナと宗弥はAクラスなのに、俺だけFクラスか」
〈神の魔法〉の所為で属性魔法が使えないから仕方ないけど。
「空兎は属性魔法無くても強いから気にしなくても大丈夫だよ!!」
「まあ、入学出来たんだからいいじゃん」
その分、筆記試験は頑張ったからね。
実技も無属性魔法しか出来ないとはいえ、発動速度とかはかなり速い方だし。
「まあ正直言えば空兎が属性魔法を使えると、強すぎてヤバいと思うけどね」
「そんな事、無いと思うぞ?俺より強いの何て幾らでもいる。身近にもいるだろあの人が」
「あー。でもあの人は普段ぐーたらだから、そんな感じはしないよねー」
そんな事言ってやるなよ。
あの人は私生活はアレだけど、凄い人なんだから。
「僕が属性魔法と強化魔法の両方をフルに使っても、無属性魔法だけの空兎に互角って感じだからね。空兎の全力には勝てる気がしないよ」
「宗弥は頭悪いからな。読みやすいんだよ」
「まあ宗弥は基本バカだしね」
「うっ!?それは認めるけど僕もがんばってるんだよ!?」
「結果が出てないだろ。それに入試の筆記も俺たちに頼ってたろ」
「仕方ないじゃん。一人だとどこから手をつければいいかわからないんだから!!」
だからダメなんだよ。
せめて自分がどこが分かってないのかぐらい分かってから来てほしい。
じゃないと教えるのも大変だから。
「だから早い間に勉強始めとけって言ったんだよ」
「宗弥がしないから入試前に私たちが叩きこんだんでしょ」
まあこの会話からわかるように宗谷は勉強が苦手だ。
小中学校はこいつ俺と一緒に修行ばっかしてたし、その疲れで授業中寝てばっかだったからな。
俺はちゃんと寝ずに受けてたしあの程度なら自己学習で十分だ。
宗弥は頭が悪いというより、勉強しないから分からないだけだと思うけど。
「あ。見えてきたね」
顔を上げると大きい校舎が見えた。
「じゃあAクラスはあっちだから」
「また帰りにね」
「ああ」
俺たちは学校に入ると別れた。
どうでした?
今回は高校に着いたとこで終わりました。
次回は多分入学式前ぐらいまで書こうと思います。
それに他のキャラも出てくると思います。
そのキャラたちの説明もそのうちすると思います。
他のヒロインが出るのはもう少し先になると思います。
では誤字や脱字があればお願いします。
さよなら!!




