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神の力を持つ能力者  作者: 神薔薇 恋
第1章 入学編
24/32

第22話 魔女の骸

お久しぶりです、神薔薇です。


本当に申し訳有りません。

全然更新出来なくて。


なかなか書けなかったんですよ。


でも頑張って書いたので、取り合えず読んでもらいましょう。


では、どうぞ!!




  空兎side


大抵の部活を観に行ったので、今は調理部で生徒会の人達と休憩している。


生徒会とは調理部で会ったので一緒することになった。


「はあ~。

 疲れたぜ~」


「燐、人前なんですからシャキッとしなさい」


だらけてる燐先輩を、白崎先輩が注意している。


「なんか、イメージが……」


「「……うん」」


「……ああ」


愛依たちは燐先輩を見て驚いている。


「まあ、そこは慣れるしかないだろうな。

 燐先輩はプライベートではかなり軽い人だからな」


「はい。

 本当にすいません」


白崎先輩は愛依たちに謝ってる。


「そういえば、お前等は初めてだな。

 知ってるとは思うが、会長の三嶋燐だ。

 よろしく頼むぜ」


燐先輩は、愛依たちに自己紹介した。


それに続き。


「私は副会長の白崎風香です。

 よろしくお願いしますね」


「俺は会計の輝龍雷斗だよ。

 よろしくね」


「え、えっと、書記の藍島水恋です。

 よ、よろしくお願いします」


他の人も自己紹介した。


「私は椎名愛依です。

 よろしくお願いします」


愛依は緊張しながら自己紹介した。


「ああ。

 鎖を使ってた」


「はい。

 珍しいので覚えてますよ」


燐先輩と白崎先輩の言葉に愛依は驚いている。


自分が覚えられてるなんて思ってなかったんだろう。


まあ、鎖も使う人はたいして居ないしな。


それに成績もいいんだから覚えてても不思議じゃない。


「袴田雫です」


「あ、実技で2位の人ですよね。

 た、たしか魔力量が多くて魔法の威力も凄かったはずです」


「確かにあれは凄かったね」


雫は藍島先輩と輝龍先輩の言葉で顔を赤くして俯いた。


まあ、雫も覚えられていて当たり前か。


実技2位だしな。


「俺は劉城信也です」


「おう、お前もあの試合出てたからな、覚えてるぜ。

 魔法を切り裂いてたな」


「そうだね。

 Fクラスだけど多分近接に特化してるんだろうね」


まあ、信也も覚えられていて当然だな。


試合に出てたし、魔法を切り裂くだけの実力も見せたんだし。


「私は篠宮秋穂です」


「篠宮真剣流を使っていましたね」


「そ、それに、実戦慣れしてるように見えました」


確かに、秋穂は実戦慣れしてる。


おそらく、家の関係だろう。


「にしてもお前のとこは面白い人材が揃ってんな」


「確かにそうですね。

 俺もそう思います」


俺は燐先輩の言葉に頷く。


その時……。


銃声が聞こえた。


『ッ!?』


俺たちは銃声が聞こえた方を見る。


そこには銃を上に向けているここの制服を着ている生徒がいた。


襲撃か?


そして放送が聞こえた。


〈私たちは魔女の骸(コープスウィッチ)です〉


魔女の骸か。


それなりに大きい反魔法組織だ。


世界各所で行動している。


まさか、ここを襲撃してくるとはな。


銃を持ってるのが生徒ということはスパイがいたらしいな。


それも複数居たんだろう。


今回のことはそいつらが手引きしたのだろう。


〈現在、放送室と図書館は占拠させてもらいました。

 生徒に危害を加えて欲しくなかったら、生徒会長1人で来てください〉


図書館をか……。


おそらく情報が欲しいのだろう。


「面倒な事になっちまったな」


「ええ。

 早く対処にしないとね。

 でも、その前に……。

 起きなさい、シルフィード!!

 螺旋風弾(スパイラルウィンド)!!」


白崎先輩の銃型のデバイスから、風の弾丸が飛んでいき銃を持った生徒を襲う。


その生徒は気づき避けようとしたが……。


「ウンディーネ!!

 水の茨(ウォーターソーン)!!」


藍島先輩は杖型のデバイスをその生徒に向ける。


その瞬間、生徒は茨の形をした水で縛られていた。


そして動けなくなった生徒は螺旋風弾が直撃し気絶した。


流石は生徒会だ。


やはりかなりの実力者のようだ。


「よし。

 それじゃ、これからどうするかだな」


「俺たちも手伝います」


「ああ。

 助かるぜ」


燐先輩の携帯が鳴った。


燐先輩は誰か確認して俺たちにも聞こえるようにした。


相手は霧峰先輩らしい。


〈三嶋、お前たちはどう動く〉


「今考えてるところだぜ」


〈そうか。

 俺の方はとりあえず、生徒たちを守るように言ってある〉


「そうか。

 とりあえず俺は放送室に行かねえとな」


「ですね、放送室の方は燐先輩と何人かで行き、

 最初は燐先輩が一人で入ってください。

 他の人は、すぐ突入できる場所で待機していてください。

 そして、霧峰先輩と残りのメンバーで図書館にいる奴等制圧します。

 その後待機してるメンバーに連絡して放送室にいる奴等を制圧します。

 これでどうですか?」


〈ああ。

 それで行こう。

 生徒たちのことは他の風紀委員に任せればいい〉


「よし。

 それで行こう。

 じゃあ、風香と水恋は一緒に来てくれ。

 雷斗は図書館に行ってくれ」


「「はい」」


「うん」


「俺たちの方は

 俺と信也、宗弥、雫で図書館に行く。

 ラーナ、愛依、秋穂は放送室に行け」


「「「うん」」」


「「はい」」


「おう」


「じゃあ行くぞ!!」


燐先輩の声で俺たちは別れて目的地に向かった。



どうでした?

やっと、1章の終わりが見えてきました。


秋穂「そうなの?」


うん、やっとだよ。


秋穂「それにしても、今回も遅かったわね」


うっ。

それは本当にすいません。

全然書けなかったんだよ。


秋穂「そう。

   それでもう大丈夫なの?」


た、多分ね。


秋穂「そう。

   じゃあ、頑張りなさいよ」


おう!!

やってやるぜ!!

じゃあ今回はこの辺で。

また次回!!


秋穂、神薔薇「さよなら~」

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