第22話 魔女の骸
お久しぶりです、神薔薇です。
本当に申し訳有りません。
全然更新出来なくて。
なかなか書けなかったんですよ。
でも頑張って書いたので、取り合えず読んでもらいましょう。
では、どうぞ!!
空兎side
大抵の部活を観に行ったので、今は調理部で生徒会の人達と休憩している。
生徒会とは調理部で会ったので一緒することになった。
「はあ~。
疲れたぜ~」
「燐、人前なんですからシャキッとしなさい」
だらけてる燐先輩を、白崎先輩が注意している。
「なんか、イメージが……」
「「……うん」」
「……ああ」
愛依たちは燐先輩を見て驚いている。
「まあ、そこは慣れるしかないだろうな。
燐先輩はプライベートではかなり軽い人だからな」
「はい。
本当にすいません」
白崎先輩は愛依たちに謝ってる。
「そういえば、お前等は初めてだな。
知ってるとは思うが、会長の三嶋燐だ。
よろしく頼むぜ」
燐先輩は、愛依たちに自己紹介した。
それに続き。
「私は副会長の白崎風香です。
よろしくお願いしますね」
「俺は会計の輝龍雷斗だよ。
よろしくね」
「え、えっと、書記の藍島水恋です。
よ、よろしくお願いします」
他の人も自己紹介した。
「私は椎名愛依です。
よろしくお願いします」
愛依は緊張しながら自己紹介した。
「ああ。
鎖を使ってた」
「はい。
珍しいので覚えてますよ」
燐先輩と白崎先輩の言葉に愛依は驚いている。
自分が覚えられてるなんて思ってなかったんだろう。
まあ、鎖も使う人はたいして居ないしな。
それに成績もいいんだから覚えてても不思議じゃない。
「袴田雫です」
「あ、実技で2位の人ですよね。
た、たしか魔力量が多くて魔法の威力も凄かったはずです」
「確かにあれは凄かったね」
雫は藍島先輩と輝龍先輩の言葉で顔を赤くして俯いた。
まあ、雫も覚えられていて当たり前か。
実技2位だしな。
「俺は劉城信也です」
「おう、お前もあの試合出てたからな、覚えてるぜ。
魔法を切り裂いてたな」
「そうだね。
Fクラスだけど多分近接に特化してるんだろうね」
まあ、信也も覚えられていて当然だな。
試合に出てたし、魔法を切り裂くだけの実力も見せたんだし。
「私は篠宮秋穂です」
「篠宮真剣流を使っていましたね」
「そ、それに、実戦慣れしてるように見えました」
確かに、秋穂は実戦慣れしてる。
おそらく、家の関係だろう。
「にしてもお前のとこは面白い人材が揃ってんな」
「確かにそうですね。
俺もそう思います」
俺は燐先輩の言葉に頷く。
その時……。
銃声が聞こえた。
『ッ!?』
俺たちは銃声が聞こえた方を見る。
そこには銃を上に向けているここの制服を着ている生徒がいた。
襲撃か?
そして放送が聞こえた。
〈私たちは魔女の骸です〉
魔女の骸か。
それなりに大きい反魔法組織だ。
世界各所で行動している。
まさか、ここを襲撃してくるとはな。
銃を持ってるのが生徒ということはスパイがいたらしいな。
それも複数居たんだろう。
今回のことはそいつらが手引きしたのだろう。
〈現在、放送室と図書館は占拠させてもらいました。
生徒に危害を加えて欲しくなかったら、生徒会長1人で来てください〉
図書館をか……。
おそらく情報が欲しいのだろう。
「面倒な事になっちまったな」
「ええ。
早く対処にしないとね。
でも、その前に……。
起きなさい、シルフィード!!
螺旋風弾!!」
白崎先輩の銃型のデバイスから、風の弾丸が飛んでいき銃を持った生徒を襲う。
その生徒は気づき避けようとしたが……。
「ウンディーネ!!
水の茨!!」
藍島先輩は杖型のデバイスをその生徒に向ける。
その瞬間、生徒は茨の形をした水で縛られていた。
そして動けなくなった生徒は螺旋風弾が直撃し気絶した。
流石は生徒会だ。
やはりかなりの実力者のようだ。
「よし。
それじゃ、これからどうするかだな」
「俺たちも手伝います」
「ああ。
助かるぜ」
燐先輩の携帯が鳴った。
燐先輩は誰か確認して俺たちにも聞こえるようにした。
相手は霧峰先輩らしい。
〈三嶋、お前たちはどう動く〉
「今考えてるところだぜ」
〈そうか。
俺の方はとりあえず、生徒たちを守るように言ってある〉
「そうか。
とりあえず俺は放送室に行かねえとな」
「ですね、放送室の方は燐先輩と何人かで行き、
最初は燐先輩が一人で入ってください。
他の人は、すぐ突入できる場所で待機していてください。
そして、霧峰先輩と残りのメンバーで図書館にいる奴等制圧します。
その後待機してるメンバーに連絡して放送室にいる奴等を制圧します。
これでどうですか?」
〈ああ。
それで行こう。
生徒たちのことは他の風紀委員に任せればいい〉
「よし。
それで行こう。
じゃあ、風香と水恋は一緒に来てくれ。
雷斗は図書館に行ってくれ」
「「はい」」
「うん」
「俺たちの方は
俺と信也、宗弥、雫で図書館に行く。
ラーナ、愛依、秋穂は放送室に行け」
「「「うん」」」
「「はい」」
「おう」
「じゃあ行くぞ!!」
燐先輩の声で俺たちは別れて目的地に向かった。
どうでした?
やっと、1章の終わりが見えてきました。
秋穂「そうなの?」
うん、やっとだよ。
秋穂「それにしても、今回も遅かったわね」
うっ。
それは本当にすいません。
全然書けなかったんだよ。
秋穂「そう。
それでもう大丈夫なの?」
た、多分ね。
秋穂「そう。
じゃあ、頑張りなさいよ」
おう!!
やってやるぜ!!
じゃあ今回はこの辺で。
また次回!!
秋穂、神薔薇「さよなら~」




