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神の力を持つ能力者  作者: 神薔薇 恋
第1章 入学編
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第19話 試合

どうも神薔薇です。


先週は更新出来無くてすいませんでした。

ある理由が有り更新できませんでした。

本当に申し訳ありませんでした。


まあ、とりあえずそれは置いといて、読んでもらいましょう。


ではどうぞ!!

  空兎side


試合の申し込みをしてから1日がたった。


今日は普通に授業を受けた。


そして30分ぐらいで試合が始まる。


俺たちは今、作戦の確認をしていた。


「まあ、今回は話した通りにしてくれ」


「分かったわ」


「俺たちは相手が撃ってきた魔法を消し飛ばせばいいんだろ?」


今回2人には相手は初めから全員である程度近づいてきて、

魔法を撃ってくるからそれを消すようにしか言ってない。

後はこっちでやるしな。


「ああ。

 方法は任せる」


「任しとけ!!」


「それぐらい簡単よ!!」


「そうか頼もしいな」


「空兎君、全員倒すって言ってましたよね?」


「ああ。

 それがどうした?」


「なんでフラッグ戦なのに全員倒すんですか?」


愛依が疑問に思ったことを聴いてきた。


愛依の言うとおりフラッグ戦はリーダーを倒せば勝ちなので全員を倒す必要はない。


だが何故俺が全員倒すかというと……。


「たった3人さらにFクラスに負けたとなればあいつらのプライドズタズタだろ?

 そうすればもう絡んで来る事も無いだろうしな」


「そこまで考えてたんですか。

 凄いですね」


俺が答えると愛依は納得した。


「2人には魔法を消すようにしか言ってなかったけど、どうやって倒すの?」


「それは、見てからのお楽しみだ。

 そっちの方が面白いだろ」


「分かった。

 楽しみにしてる」


そろそろ試合が始まるな。


「よし2人とも行くぞ」


「ええ!!」


「おう!!」


「頑張ってください!!」


「頑張って」


「頑張ってね」


「まあ、大丈夫だとは思うけど勝ってね」


Aクラスのメンバー4人の声援を背に俺たちはアリーナに向かった。


======================================


俺たちは今アリーナの控室でルールの確認を斎条先生に受けていた。


「んじゃ、ルールの確認するぞ?」


「「「はい」」」


「よし。

 試合はフラッグ戦でフィールドは平原だ」


平原か。


これなら作戦がやりやすいな。


これがもし都市とか隠れる場所が多いと面倒だったかもしれない。


「試合は5時までだ。

 それまでに決まらなかったら教師5人の判定で決められるからな。

 まあ怪我することもあるかもしれんが重傷を負ったり、

 死んだりすることはねぇから安心しろ。

 それに大抵の怪我は終わってから治療されるから気にしなくていいぞ」


先生の言った通り試合っで死んだりすることは無い。


試合をするときはデバイスに特別なプログラムを入れて行われる。


そのプログラムが入れられてるとライフポイントがデバイスに設定される。


そして攻撃を受けるとそのライフポイントが減っていく。


そのライフポイントが無くなるとリタイアとされ医務室に送られる。


ちなみにライフポイントはチーム戦の場合は大抵はFAは3000、

GAは2800、SGは2500、WBは2300、FBは2000だ。


そして個人戦の場合は5000の事が多い。


後このプログラムには魔力を使った攻撃による怪我を防ぐ効果がある。


これにより完全にとは言わないがどんな攻撃も、

酷くても骨が折れるぐらい抑えられる。


まあ骨が折れることもラーナの砲撃レベルじゃないとまず無いため、

そんなことになる事はほとんどない。


まあだから試合で負う怪我も終わってからされる治療で治るようなもののため、

怪我の心配はない。


「よし分かったか?」


「「「はい」」」


「よしじゃあ行ってこい!!」


俺たちは斎条先生に見送られて控室から出た。


======================================


『それでは両チーム所定位置に着いてください』


俺たちは所定の位置にデバイスを起動して1列で並ぶ。


アリーナが静かになった。


さっきまで観客が俺らに暴言を吐いていたが、始まる前になって静かになった。


『それでは始め!!』


試合が始まってすぐ相手は6人全員でこちらに近づいてきた。


しかもあいつらの顔は策何て無しに近づいて来てるような顔だ。


それが簡単にわかるくらい慢心している。


本当に簡単に勝てるかもな。


俺はそう考えながらある魔法の準備を始めた。


水の斬撃(ウォータースライサー)!!」


雷撃の槍(サンダーランス)!!」


あいつらはそのまま近づいてきて、リーダーの左右にいるやつが魔法を撃ってきた。


2人が使ってきたのは中級魔法だ。


まあ、高校入学してすぐのAクラスやBクラスがやっと使えるというレベルの魔法だ。


中級魔法はちゃんと使えば威力もそれなりに有り、

魔力消費もそこまで多くない為かなり使えるが、

こいつらのは本当に使えるというだけなので大した威力は無いし、

魔力も無駄に使ってる。


これなら大丈夫だな。


「信也!!

 秋穂!!」


「任せろ!!」


「分かってるわ!!」


武器強化(エンチャントアームズ)!!

 炎の斬撃(フレイムスライサー)!!」


「ダブルブースト!!タフネス&パワー!!」


信也は武器を強化した後、剣に炎を纏って水の斬撃を斬った。


そして秋穂は身体強化を使い雷撃の槍を斬った。


すると水の斬撃は全て蒸発し、雷撃の槍は四散した。


さすがだな。


信也の魔法の使い方は上手い。


本来炎の斬撃は飛ばして使うものだ。


だが信也はそれを纏ったまま使った。


多分こっちの方がフレイムアディションより威力が高いからだろう。


まあその分魔力の使用量も多いが炎の斬撃で無ければ、

水の斬撃を蒸発させることは出来なかっただろう。


秋穂の身体強化と剣の腕も流石だ。


身体強化だけで雷撃の槍を四散させるなんて、普通は無理だ。


それが出来るということは秋穂の身体強化と剣の実力が高いということだ。


「な、な!?」


「中級魔法なのに!?」


「それを消した!?

 ありえない!?」


相手は全員混乱している。


そりゃ当然か、自慢の一撃が簡単に消されたんだから。


「ありえないなんてことはありえないだろ。

 ただお前らが俺たちより弱かったそれだけだ」


「なんだと!?

 Aクラスの僕たちがFクラスより弱い!?

 そんなことありえるか!?

 お前ら全力であいつらに魔法を撃て!?」


リーダーのその言葉で相手は全員魔法を撃ってきた。


水の斬撃(ウォータースライサー)!?」


雷撃の槍(サンダーランス)!?」


岩石の槍(ロックランス)!?」


風の斬撃(ウィンドスライサー)!?」


火炎の槍(フレイムランス)!?」


暴風の槍(ウィンドランス)!?」


撃ってきたのはどれも使いこなせていない中級魔法。


なんというか、本当に予想通りだ。


俺はもともと用意していた魔法を発動させた。


反射する鏡(リフレクトミラー)!!」


魔法が発動すると俺らの前に膜が現れた。


それに当たった魔法は相手に跳ね返って行った。


そして丁度跳ね返った場所に居た3人に直撃した。


その3人はライフポイントが無くなったようでリタイアになった。


よし後は……。


「信也は左端のやつ、秋穂は右端のやつをやれ。

 リーダーは俺がやる」


「おう!!」


「ええ!!」


俺たちはそれぞれの相手に素早く近づいた。


「タイプオブバレットverラピッド!!」


「炎神一閃!!」


「篠宮流、兜割!!」


俺は零距離で魔力弾を撃ちまくり、

信也はいままでに比べて強い炎を纏い相手を斬り、

秋穂は相手を斬る直前に大量の魔力を剣に纏い相手を斬った。


残りの3人もライフポイントが無くなりリタイアとなった。


『試合終了!!

 ブレイブハートの勝利です』


そして俺は予定通り全員倒して勝った。


どうでした?

今回は初の試合でした。

そして戦闘シーン書くのがとても難しかったです。


愛依「そうなんですか?」


お、今回は愛依か。

ここに来るのは初めてだね。


愛依「はい。

   というか空兎君とラーナさんと宗弥君以外が来るのは初めてですよね」


そうだね。

これからは雫とかも呼んでくつもりだよ。


愛依「そうなんですか。

   それより聴きたいんですけど、戦闘シーンはそんなに難しいんですか?」


ああ、難しかったよ。

本当にこれでいいのか何回も迷ったよ。


愛依「そうなんですか。

   大変そうですね。

   そういえばもう1つ聞きたいことがあるんですよ」


何?


愛依「なんで先週更新出来なかったんですか?」


うっ。

それを聴くか。


愛依「はい。

   気になるので」


本当にしょうもないことなんだけどね。


愛依「はい」


ゲームしてたら書く時間無くなったんだ。


愛依「そ、そうなんですか。

   まあ、人なんですからそういう事もありますよ」


おお!!

愛依は優しいな!!

空兎だったら確実に怒りそうなのに!!


愛依「人間ですからそういう事もありますよ。

   だからこれからはそういう事が無いようにすればいいと思いますよ」


そうだね……。

これからは気をつけるよ!!


愛依「頑張ってください!!」


おう!!

任しとけ!!

それじゃあ今回はこの辺で。

また次回!!


愛依、神薔薇「さよなら~」

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