第11話 会話と☆お仕置き☆
どうも神薔薇です。
今回は下校時の会話ですね。
そしてあの人があの人に☆お仕置き☆をします
ではどうぞ!!
空兎side
「ありがとうございました!」
下校中に愛衣に礼を言われた。
まあ、さっきのボムを撃ってきたときのだろう。
「ああ。気にするな。
それでうちのグループに入るって事でいいのか?」
「はい!」
「うん」
俺の問いに愛衣と雫がそう答えた。
ちなみに名前で読んでるのは本人たちの要望だ。
一緒に篠宮さんのことは秋穂と呼ぶことになった。
俺の呼び方は秋穂と愛衣は空兎君。
雫は空兎さんだ。
「これかなりいいメンバーが集まったね」
「だね。私たちAクラスメンバーは後衛が2人、
前衛が2人。
Fクラスメンバーも空兎は全部できるし、
前衛が2人か」
愛衣は前衛、雫は後衛である。
「だなそれに宗弥と愛衣はいざとなれば後衛にも回れる」
「確かにバランスが良いよな」
信也が俺たちの言葉で改めて気づいたかのように言う。
「ラーナ。気になってたんだけど」
愛衣がラーナに聞く。
「空兎君ってどれぐらい強いの?」
「それ私も気になってた!」
「私も」
ラーナ以外の女子3人は俺の強さが気になるらしい。
いや信也もか、目がキラキラしてる。
そこまで気になるのか。
「え~と。何で空兎がFクラスなのか知ってる?」
「知らないかな」
「知らない」
「俺は知ってるぜ」
「私も知ってる。属性魔法が使えないんだよね」
「「え!?」」
愛衣と雫は秋穂の言ったことに驚いている。
多分属性魔法を使えない魔道師なんか聞いたことないからだろ。
「まあ。正確には精霊を必要とする魔法が使えないんだけどね」
「で、でもそれじゃ使える魔法なんかたいしたもの無いんじゃ」
まあ一般的にはね強化魔法とか属性なしの射撃くらいだろう。
そう一般的にはな……。
「いや俺やラーナは魔法の開発とかもやってるからな。
よく俺でも使える魔法を作ってる」
そう言うとまた2人が驚いてる。
まあ魔法の開発なんて簡単にできるもんじゃないしね。
「ま、魔法の開発できるんですか!?」
「そう簡単にできるもんじゃないよ」
愛衣と雫が言う。
「まあ趣味みたいなもんだしね。
だからよくネタ魔法とか作ってるし」
「よくやってるよね。
いたずら用の魔法とかね」
「あとデバイス作ったり、改造したり」
「本当にすごいです!!」
「空兎とラーナの腕は本物だよ。
僕もいつもやってもらってるしね」
なんか愛衣と雫が気体に満ちた目で俺を見てる。
はぁ~。
そういうことね。
まあ、同じグループになるんだしいいか。
「お前らのも今度見てやるよ」
「ありがとうございます!!」
「ありがと」
愛衣と雫が礼を言ってくる。
「別に同じグループなんだから当たり前だろ」
「まあそのためにも今度みんなの魔法見せ合わないとね」
「だね。どういう戦い方か見ないと合わせられないからね」
俺たちの言葉にみんな考え出す。
「そうよね」
「いつにしますか?」
「俺は基本いつでもいいぜ」
「私も」
「今度の土曜日か日曜日でいいんじゃないか?」
みんなが考えてる中俺が提案した。
「私日曜なら大丈夫よ」
「私も日曜なら」
「俺はどちらでもいいぜ」
「私もどちらでも」
4人が答えた。
俺は次は宗弥に聞く。
「宗弥どうだ?」
「僕は日曜の方がいいかな」
「そうかなら。
次の日曜日に一度駅で集まってから宗弥の家でやろう」
「宗弥君の家?」
秋穂が疑問を浮かべる。
信也たちもか。
「あれ気づいてなかった?
宗弥は箕舟カンパニーの御曹子だ」
「「「え?えぇぇぇーー!?」」」
愛衣と信也、秋穂は声を出して驚く。
雫は驚いてないみたいだし知ってたのか?
まあ、とりあえず……
「静かにしろよ。
周りに迷惑だろ」
「「「……はい」」」
俺に注意された3人が見てわかるほど、落ち込んでる。
「あ。もう駅か」
ラーナの声で前を見ると。
確かに駅があった。
なんかかなり速く着いたように感じたな。
「もう着いたのか」
「みたいだね」
みんなも同じ事を思ったらしい。
「きゃ!?」
いきなり愛衣が俺の腕に抱きついてきた。
どうやら人にぶつかったらしく
お互い謝ってる。
でもなんで
抱きついたままなの?
ていうか胸があたってる。
あ、やらか……じゃなくて。
変なことを考えるな。
ていうか愛衣の顔がすごい真っ赤だ。
風邪か?
「愛衣大丈夫か?
顔真っ赤だけど」
「大丈夫です!!」
そういい愛衣は勢い良く離れた。
そんなに嫌だったのか?
でも、あれだと周りが何か言ってくると思ったんだが、
見てなかったのか?
まあ、見てないのならそれでいいか。
「あ、着いたね」
「まあ。日曜日の時間明日決めるから、
良い時間確認しといてね」
宗弥が言ったことにみんな返事を返した。
「じゃあこれで私たちは」
「また明日」
愛衣と雫は駅の中に入ってった。
「俺もじゃあな」
「私も。また明日~」
みんな駅の中に入り3人だけになった。
そして俺がラーナの方向いた瞬間からだが固まった。
それが何故かというと。
すごい笑顔だけど目が全然笑っていないラーナがいるからだ。
何故?
何かしたっけ。
「空兎」
呼ばれて震えながらも返す。
「は、はい。
何でしょう」
「何で愛衣に抱きつかれてたの?」
あ、見てたんだ。
それが原因か?
でもなんで?
「いや愛衣が人にぶつk「そんなことどうでもいいよ」……え?」
なんか激しく嫌な予感しかしないのだが。
「☆お仕置き☆だね!!」
ラーナは拳に魔力をまとう。
それで思い切り俺の腹を殴った。
「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーー!?」
ダメだ!?
これマジでヤバイ!?
俺は倒れ込んだ。
そして登校時同様に周りの視線を集めることとなった。
どうでした?
宗弥「空兎大丈夫かな?」
あっ。
今日は宗弥なんですか。
宗弥「うん。空兎は今はちょっとね……。
ラーナは怖いしで僕になったんだ」
へぇ~~。
っで。
空兎は?
宗弥「もう大丈夫っぽいけど腹はまだ押さえてるよ」
そこまで痛かったのか。
心配だな。
宗弥「そうだね」
まあ。
いつまでこんな話していても仕方ない。
誤字や脱字がありましたら、
宗弥「感想でご報告ください」
皆様の感想を、
宗弥「お待ちしております!!」
では
さよなら~~。




