第10話 少女たちとの出会いとニワトリとの出会い
どうも神薔薇です。
今回はやっとヒロインが2人でます。
やっとです。
ではどうぞ!!
空兎side
午後の授業も終わり放課後になった。
俺は信也と篠宮さんに話しかけた。
「二人ともこの後大丈夫か?」
「おう!」
「ええ。あとの二人を紹介してくれるんでしょ」
「ああ。じゃあ行くか」
俺たちは教室を出てAの教室に向かった。
======================================
何故こうなった?
今俺たちの前にはなんか偉そうなナルシストの男がいる。
その後ろにはその取り巻きがいる。
俺のとこにはラーナもいる。
あとラーナが仲良くなったという桃色の髪の少女、椎名愛衣と、
黒髪の少女袴田雫もいる。
2人とも十分美少女と言える容姿をしてる。
そして周りにはAクラスの生徒たちもいる。
はぁ。
めんどくさい。
本当になぜこうなった。
=================回想===================
俺たちはAクラスについた廊下にはラーナと女の子2人が偉そうな男に絡まれてる。
うわぁ…………。
関わりたくねぇ。
帰ろうかな。
そう考えてると信也が聞いてきた。
「なぁ。言ってたのって。あの子か?」
「ああ。そうだあの金髪だ」
「へぇ。あの子って総代の子よね?」
「ああ。だが……。
関わるとめんどくさそうなので帰るか」
「え?いいの?」
「ああ。あいつなら自分でどうにかできるだろ」
「そ、そうか」
「よし。行くか」
「え?本当にいいの?」
「ああ。いいから行くぞ」
「お、おう」
俺たちが踵を返すと後ろから声が聞こえた。
「コラーーー!!なんで助けてくれないの!?」
ラーナがこちに来て腕に抱きついていた。
いつの間にこっちに来たんだ?
あれか?
瞬間移動でもしたのか?
他の子たちはまだあっちにいるんだが。
ふむ。
助けてくれるのを待ってのか。
だが……
「必要ないだろ。お前なら」
「そうだけど!!助けてほしかったの!!」
「はいはい。すいませんでした」
「うん。じゃあ、愛衣と雫を助けてきて」
「ああ?お前が行けばいいだろ」
なんで俺が行かなきゃいけないんだ。
「いいから!!」
「はぁ。わかった」
俺は2人のとこに足を進める。
なんか足が重い。
絶対なんか起こるからか?
はあ。
まあなんでもいいか。
俺は2人と男たちのとこについた。
ラーナたちも後ろからついてきてる。
俺は2人の少女に話しかけた。
「君たちがラーナの友達?」
「へ?はい」
「そう」
話しかけるとそこいた全員が俺たちを見る。
リーダーであろう男が口を開いた。
「なんだ?お前は?
Aクラスじゃないな。
フン。ゴミが僕の邪魔をしないでくれるかい」
うわぁ……。
やっぱり面倒な奴だった。
こういうときは無視するのが一番だ!!
「ラーナが一緒に帰ろうとか言ってるんだが」
「あ、はい。ご一緒させてもらいます」
「私も」
「じゃ、行くか」
「はい!」
「うん」
2人ともついてくる
だが偉そうな男が話しかけてきた。
「ちょっと待て。
なんだい君はいきなり来て。
ウェンデールさんまでそっちにいるし。
ゴミの分際で!!」
======================================
そして今に至るのだが。
「さあ。ウェンデールさんたちそんなゴミ共といないで僕のとこに来なよ。
この僕、鶏芝健人のとこに」
うぜぇ。
このトサカやろう。
「いやです。空兎をゴミなんて言う人なんかとは話したくもないです」
「私も人にそんなこと言う人なんか嫌です」
「そんな人と同じグループにいたくない」
ハハ。
言うな~~。
トサカ野郎は顔を真っ赤にしてる。
「貴様らーー!!
僕の誘いを断るなど!!」
「はぁ。
あきらめろよ。
断られたんだから」
「だまれ!!
僕の誘いを断るゴミなど!!」
トサカ野郎はデバイスを起動し銃を手に持ち椎名さんに向ける。
そして銃口に茶色の魔方陣が出てきた。
面倒なことすんなよ。
トサカ野郎は曖依さんに「爆弾」の魔法を放つ。
『ボム』は魔力球を任意の場所で爆発させる魔法だ。
人にもよるがこんなの当たれば無傷では済まないだろう。
俺は椎名さんを抱き上げ避ける。
椎名さんを見ると顔が真っ赤になってる。
「大丈夫か?」
「はい」
俺の言葉に真っ赤になりながら返してきた。
はぁ。
いきなりあんなのを撃つとは。
これは流石に許せねぇな。
俺は椎名さんを降ろしてトサカ野郎を見る。
「な、何だ!?」
「お前さ。あんなもん当たればどうなるかとか考えてたのか?」
「ふ、フン。僕の誘いを断るゴミなど!!」
「はぁ。
人をゴミ呼ばわりしてんじゃねぇよ、
トサカみたいな頭してるニワトリ野郎」
「にわ、ニワトリ!?ニワトリだと!?
このゴミがーー!!」
またこっちに銃を向けてくる。
俺はそれと同時に走り銃を蹴り飛ばした。
周りはそれに驚いている。
取り巻き達はみなデバイスを起動した。
「よくも。健人さんを!!」
みんなこっちにデバイスを向ける。
そのときいきなり数人が蹴り飛ばされる。
これは宗弥か。
「空兎大丈夫?」
「ああ。あと6人か3人ずつだ」
「了解!」
俺は走りだし目の前の男の腹に蹴りを入れた。
後の2人には腹に拳を入れた。
俺は終わったあと宗谷を見るとちょうど終わったとこだった。
「お疲れ」
「ああ。疲れてないがな」
「まああの程度だしね」
話してると周りがざわつき始めた。
俺たちじゃないな。
みんなが向いてる方を向くと燐先輩たちがいた。
生徒会メンバーか。
「何をしていたのですか?」
白崎先輩が聞いてくる。
「そこのやつらが魔法を俺らに放ってきたので反撃しただけです」
「そうですか。後は私たちに任せてください」
「わかりました」
「じゃあな~。空兎」
「はい。燐先輩」
俺はラーナたちに話しかける。
「帰ろうか」
「はい」
俺たちはニワトリ野郎たち燐先輩たちに任せて。
帰ることにした。
どうでした。
ラーナ「いや~。かっこよかったな空兎」
今日はラーナですか。
ラーナ「うん」
まあ。
それよりやっとヒロインがラーナ以外のキャラ出せた。
ラーナ「愛衣と雫ってヒロインなんだ」
うん。
そうだよ。
ライバルが増えるね~。
ラーナ「う~~。愛衣は絶対落ちたよね」
そうだね。
まだ後輩のヒロインもいるしね。
ラーナ頑張らないと!!
ラーナ「う~~~。空兎のバカ!!」
ハハハハ。
では今日はこの辺で。
さよなら~~。




