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神の力を持つ能力者  作者: 神薔薇 恋
第1章 入学編
10/32

第8話 鈍感?

どうも神薔薇です。



今回は学校つく前までですね。

今日も出るのは空兎、ラーナ、宗弥だけです。



まあそれよりも昨日は更新できずすみません。

学校の行事があって疲れてて書けませんでした。

すみません。



まあそんなことは一先ず置いといて、

ではどうぞ!!

「……………もう朝か」


 カーテンの隙間から差し込む眩い光が俺を照らす。

 時計は短針がもう少しで6に辿り着く頃だ。

 腕の中から暖かい感触が伝わる。そちらに目を向けると思わず顔が綻ぶ。

 やはり安らかに微笑みを浮かべて眠るラーナの破壊力は凄まじいな。

 ラーナの笑顔を少し堪能した後、彼女から手を離す。


「……ん。…ソラ?」


 起こしてしまったかな。

 ラーナに布団を掛けて頭を撫でる。 


「朝御飯の用意をしてくるから、もう少し寝てな」


「…うん。…ありがと。」


======================================


「…………ふう。このくらいでいいか」


 俺は料理を乗せた皿を机に並べる。

 今日の朝食は和食だ。ご飯に焼き魚、卵焼きに味噌汁。まあ、こんなものだろ。

 今は時間も6時半を過ぎる。

 ラーナはまだ起きてくる気配は無い。


「さて、そろそろ起こしに行くか」


 階段を上り、俺の部屋のドアを開ける。

 ラーナはまだ気持ちよさそうに眠っていた。


「やっぱりまだ寝てるな」


 可愛い寝顔を浮かべる彼女を起こすのは、勿体無いという感情にも囚われそうになる。しかし、起こさなければ学校に近くしてしまう。

 仕方ないので、その感情を振り解き、勢い良くカーテンを開けた。太陽の光がラーナの顔を照らす。

 だが、まったく起きる気配は無い。相変わらず気持ち良さそうに寝息を立てている。


「起きろ、ラーナ。朝御飯出来たぞ」


「……ん。…うーん」


 ラーナの体を揺すりながら、声を掛ける。

 うめき声は聞こえるものの、ラーナが起きる事は無い。それどころか、布団で顔を隠す。

 俺はそれを見てため息をさらに吐きながらも、布団を引っぺがした。


「起きろ!!起きないと、置いてくぞ!!」


「う~~~。眠たいよ~~」


 やっと起きてくれたようだ。ラーナは足をバタつかせながら、文句を言っている。


「おはよう、ラーナ。相変わらず朝は弱いな」


「う~~。おはよう!!ソラ!!」


 飛びついてくるラーナを受け止める。

 そして、彼女の頭に軽いチョップを数発繰り出す。


「ニャ!?何するの、ソラ!?」


 チョップを止めて、今度は頭を撫でる。


「さっさと飯食うぞ」


「うん!!」


======================================


 俺らは朝食を食べ終え、学校の準備も終わらせた。


「よし行くか」


「うん!レッツゴー!!」


 ラーナは扉を開けて飛び出そうとする。

 俺は昨日のことを思い出した。


「ラーナ忘れ物は無いか?」


「うん?う~んとね。大丈夫だよ」


ラーナは忘れ物がないか鞄の中を確認してから答えた。


「なら行くか。では、行ってきます」


 師匠と俺ともう一人の女性が映る写真を一度眺めた後、家を出た。


======================================


 俺たちは昨日と同じ道を通って学校に向かう。

 ラーナは何故か朝から機嫌が良い。何でだろう?何かあったかな?

 ラーナが上機嫌な理由を考えていると、よく知る声が聞こえた。


「おはよう。空兎、ラーナ」


「ああ。おはよう」


「うん。おはよう宗弥君」


 宗弥が手を振って寄ってくる。そして一緒に学校に向けて歩き出した。

 その後はまたラーナが機嫌良い理由を考えていた。


「……兎……そ……と。空兎!!」


「うん?なんだ?」


「いや。いきなり黙るから。ていうか考え事しながら歩いてると危ないよ」


 考えて事に集中し過ぎた様だ。宗弥の呼びかけにも気づかなかった。

 俺はこのまま考えていても、答えに辿り着くとは思えず、宗弥に聞くことにした。


「なぁ。ラーナが朝から機嫌が良いんだが何でだと思う」


「今日の朝は何かしたの?」


「いや。特には何も。いつも通りだったけど」


 ふむ、何かしたかな。もしかしてアレか?


「あ、昨日一緒に寝たぞ?」


「それだよ!!」


 それだけで?

 一緒に寝ただけでどうして、そこまで機嫌が良くなるんだ?


「やっぱり気づいてない。まったく空兎は相変わらず鈍感だね」


 宗谷は溜息を吐いて俺を呆れた目で見てくる。


「そうだよ。ソラは鈍感すぎと思う」


「ラーナまで!?そ、そんな事無いと思うんだが」


ジト目で見つめてくるラーナに、俺は途惑いの声を上げる。


「早く、行かないと遅刻するぞ」


俺は足を進めるスピードを上げた。


「「あっ!?逃げた!?」」


俺ってそんなに鈍感なのか?

どうでした?



今回は学校着く前まででしたね。

空兎がすごい鈍感スキルを発動しました。




次回は学校ついてからですね。

でも僕は近いうちにテストがあるため、

しばらく更新できません。

テストが2回あるので、

もう6月の間はできないと思います。

勝手ながらすみません。



では

さよなら~~~

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