第8話 鈍感?
どうも神薔薇です。
今回は学校つく前までですね。
今日も出るのは空兎、ラーナ、宗弥だけです。
まあそれよりも昨日は更新できずすみません。
学校の行事があって疲れてて書けませんでした。
すみません。
まあそんなことは一先ず置いといて、
ではどうぞ!!
「……………もう朝か」
カーテンの隙間から差し込む眩い光が俺を照らす。
時計は短針がもう少しで6に辿り着く頃だ。
腕の中から暖かい感触が伝わる。そちらに目を向けると思わず顔が綻ぶ。
やはり安らかに微笑みを浮かべて眠るラーナの破壊力は凄まじいな。
ラーナの笑顔を少し堪能した後、彼女から手を離す。
「……ん。…ソラ?」
起こしてしまったかな。
ラーナに布団を掛けて頭を撫でる。
「朝御飯の用意をしてくるから、もう少し寝てな」
「…うん。…ありがと。」
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「…………ふう。このくらいでいいか」
俺は料理を乗せた皿を机に並べる。
今日の朝食は和食だ。ご飯に焼き魚、卵焼きに味噌汁。まあ、こんなものだろ。
今は時間も6時半を過ぎる。
ラーナはまだ起きてくる気配は無い。
「さて、そろそろ起こしに行くか」
階段を上り、俺の部屋のドアを開ける。
ラーナはまだ気持ちよさそうに眠っていた。
「やっぱりまだ寝てるな」
可愛い寝顔を浮かべる彼女を起こすのは、勿体無いという感情にも囚われそうになる。しかし、起こさなければ学校に近くしてしまう。
仕方ないので、その感情を振り解き、勢い良くカーテンを開けた。太陽の光がラーナの顔を照らす。
だが、まったく起きる気配は無い。相変わらず気持ち良さそうに寝息を立てている。
「起きろ、ラーナ。朝御飯出来たぞ」
「……ん。…うーん」
ラーナの体を揺すりながら、声を掛ける。
うめき声は聞こえるものの、ラーナが起きる事は無い。それどころか、布団で顔を隠す。
俺はそれを見てため息をさらに吐きながらも、布団を引っぺがした。
「起きろ!!起きないと、置いてくぞ!!」
「う~~~。眠たいよ~~」
やっと起きてくれたようだ。ラーナは足をバタつかせながら、文句を言っている。
「おはよう、ラーナ。相変わらず朝は弱いな」
「う~~。おはよう!!ソラ!!」
飛びついてくるラーナを受け止める。
そして、彼女の頭に軽いチョップを数発繰り出す。
「ニャ!?何するの、ソラ!?」
チョップを止めて、今度は頭を撫でる。
「さっさと飯食うぞ」
「うん!!」
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俺らは朝食を食べ終え、学校の準備も終わらせた。
「よし行くか」
「うん!レッツゴー!!」
ラーナは扉を開けて飛び出そうとする。
俺は昨日のことを思い出した。
「ラーナ忘れ物は無いか?」
「うん?う~んとね。大丈夫だよ」
ラーナは忘れ物がないか鞄の中を確認してから答えた。
「なら行くか。では、行ってきます」
師匠と俺ともう一人の女性が映る写真を一度眺めた後、家を出た。
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俺たちは昨日と同じ道を通って学校に向かう。
ラーナは何故か朝から機嫌が良い。何でだろう?何かあったかな?
ラーナが上機嫌な理由を考えていると、よく知る声が聞こえた。
「おはよう。空兎、ラーナ」
「ああ。おはよう」
「うん。おはよう宗弥君」
宗弥が手を振って寄ってくる。そして一緒に学校に向けて歩き出した。
その後はまたラーナが機嫌良い理由を考えていた。
「……兎……そ……と。空兎!!」
「うん?なんだ?」
「いや。いきなり黙るから。ていうか考え事しながら歩いてると危ないよ」
考えて事に集中し過ぎた様だ。宗弥の呼びかけにも気づかなかった。
俺はこのまま考えていても、答えに辿り着くとは思えず、宗弥に聞くことにした。
「なぁ。ラーナが朝から機嫌が良いんだが何でだと思う」
「今日の朝は何かしたの?」
「いや。特には何も。いつも通りだったけど」
ふむ、何かしたかな。もしかしてアレか?
「あ、昨日一緒に寝たぞ?」
「それだよ!!」
それだけで?
一緒に寝ただけでどうして、そこまで機嫌が良くなるんだ?
「やっぱり気づいてない。まったく空兎は相変わらず鈍感だね」
宗谷は溜息を吐いて俺を呆れた目で見てくる。
「そうだよ。ソラは鈍感すぎと思う」
「ラーナまで!?そ、そんな事無いと思うんだが」
ジト目で見つめてくるラーナに、俺は途惑いの声を上げる。
「早く、行かないと遅刻するぞ」
俺は足を進めるスピードを上げた。
「「あっ!?逃げた!?」」
俺ってそんなに鈍感なのか?
どうでした?
今回は学校着く前まででしたね。
空兎がすごい鈍感スキルを発動しました。
次回は学校ついてからですね。
でも僕は近いうちにテストがあるため、
しばらく更新できません。
テストが2回あるので、
もう6月の間はできないと思います。
勝手ながらすみません。
では
さよなら~~~




