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妹様が小説に興味を持ち始めた様です

小説家になろうの歩き方

をコンセプトに考えた作品です。


基本的に小説を書く上での知識は別として

(そのようなものは作者にも備わっておりません)

小説家になろう(以下:なろう)で出来る事、やってはいけないこと等を取り上げ、それをお話にしていこうかと考えております。


文章ですが、あくまで歩き方である為、会話文のみの構成で作らせて頂こうかと考えてます。

決して作者の文章力が拙い訳ではありませんので、あらかじめご了承下さい。

…ほんとだよ?


また、会話文だけの表現に限界を感じたりご意見ご要望がございましたら、可能な限り構成を見直させて頂きますのでよろしければどうぞ。

「ドカーン。お兄ちゃん、妹様が参上したよっ!」


「いや、階段をドタドタ駆け上がってきて、俺の部屋のドアを乱雑に開け放った上にそんなこと言われてもな。何?何の用なの?俺、何かピンチだった訳?」


「あのね、お兄。私感動しちゃったの」


「いや、俺の質問に答える事無く人の座布団を占領した挙句、人の手を両手で万力の如く握りつぶしながら潤んだ目で言われてもな。っていうか痛い痛い!」


「もぅ、世界が360度変わっちゃうくらい感動したの」


「いや、お前人の話を聞け。いや、聞いて下さい。痛い上に、一周してるからっ」


「あ、ごめんね兄貴。私、感動しちゃってさ」


「うん、まずは俺の呼び方を統一しような。な?」


「でね、お兄ちゃん。何で私がこんなにも感動してるかっていうとね?」


「わぉ、一周した上にやっぱり話聞かないんだな、俺の妹は」


「さっきね、本屋にね、本を買いにいったの。それでね、何となく新書コーナーに足が向いちゃってね?」


「お前、頭悪い喋り方やめろ。いい加減高校一年生なんだから主語・述語・修飾語とか、考えろ」


「わかったわよ。でも、お兄も頭悪いじゃん。私、保健体育は成績良いんだからね」


「保健体育で威張られてもな。それに、俺は文系専攻だから理数が少し悪くても良いの。文系大学生の特権」


「それで、最近人気の小説って何かなぁ~って見てたんだけど、一冊だけ凄く興味を惹かれる本があったの」


「俺はもう何も突っ込まない事にするよ。それって小説?」


「細かい事言う人は嫌われるよ?でね、すっごく面白かったの。その小説が」


「お前の文法は本当にどうかしてるぜ。むしろ清々しいな」


「でね、読み終わった後に気づいたんだけれど、ケータイ小説なんだって。その小説」


「立ち読みで全部読みきったのか。とんだ迷惑女子高生だな。気をつけろ、今度から店員にマークされるぞ。と言うか、何その倒置法の連打。流行ってるの?」


「でね、私その小説に凄く感動しちゃって、私もこんな風に人を感動させられる小説が書けたらなって思ったの」


「へぇ、日本語に不十分しているお前が日本語書けるのかどうかは置いといて、そんなに面白かったのか」


「兄貴って、確か小説とか文章書くの得意じゃん。ついでにパソコンとかも」


「まぁ、一応プロ目指してるからな。まだまだアマチュアですが、出版社に持ち込みさせて頂いてます。で、何だ。色々教えろと」


「そうそう。っていうかお兄ちゃんってそんなことまでやってたんだ。意外とカッコいいね」


「俺はいつだってカッコいいんだよ。ふむ、成程な。今まであまり気にしなかったけれど、お前の言葉遣いは目に余るものがあるしな。よかろう、お前に小説のいろはを教授してやろう」


「アマチュアのくせに偉そうだね。よろしく、セ・ン・セ・イ」


「まぁ、確かにまだまだひよっ子だから偉そうな事は言えないかな。そして、科を作るな気持ち悪い」


「何よ、せっかく可愛く綺麗で美人な妹が言ってるのに」


「俺的には、可愛いと綺麗は同一にはならない気がするんだがな。可愛いかどうかは別として。よし、じゃあちょっと待ってろ」





「あれ、お兄なんで本棚から分厚い本とか原稿用紙取り出してんの」


「え、だってお前小説書きたいんだろ。まずは色々読め。広辞苑で意味を調べながらな。それから感想文書いて、また読んで感想文書いてまた読んで。基本だろ、あくまで俺のやり方だけれどな」


「ちーがーうーの。私は、もっと楽して手軽に書きたいの。アナログなんてヤなの」


「お前、今の一言で全世界の小説家及び小説を目指している方々を敵に回したぞ。俺を含めて。そして、俺のお気に入りの座布団の上で地団駄踏むな」


「いいじゃん、別に。なんなら、兄貴の男っぽくないピンクのベッドの上で跳ねちゃうもん。留守の間に」


「いいだろ、男がピンク好きでも。後、何なのその脅迫。地味に嫌なんですけど。ああ、ベッドに乗るなっ!わかったから!」


「じゃあ」


「はいはい、つまりパソコンか携帯で書きたいんだな?っていうか、携帯持っているんだから自分で携帯で書けばいいじゃん」


「え、だってどこで何をどうしたら、私の書いた小説を読んでもらえるのか分かんないんだもん。教えてよ」


「ああ、成程な。自分で調べようとしないお馬鹿さんだったな、お前は。なら、俺のパソコン貸してやるからそれでやれ。その方が文章の間違いとかに気づきやすいし、添削も楽だ。何よりキーボードで打つのに慣れたら携帯より早い。小説は、小説専用の投稿サイトがあるからそこに投稿すりゃいい」


「なるほどー、分かった。お兄ちゃん、さっそくパソコン点けていい?」


「とか言いながら点けてんじゃん。人の机占領してんじゃん」


「硬いこと言わな~い。そんなんじゃ女性にモテない上にハゲるよ、顔はまだ悪くないんだから。それで、どうやってそのサイトに行くの?」


「俺がハゲる事があれば、それは確実にお前の所為だな。で、まずIEかFireFoxを開け。青いeのアイコンかオレンジっぽいヤツ」


「ほいほい。マウスも女の子っぽいピンクな上に小さいね。何?可愛いアピール?」


「黙れ、喋るな、追い出すぞ」


「ん、何これ。ごぉg」


「グーグル。で、このテキストボックスに『小説家になろう』って打ってみ」


「あれ、小説サイトを教えてくれるんじゃなかったの?何で目標系なの。話が違うよ」


「お前な、教えてもらう立場のクセに人の腕抓るんじゃない。まあ、とりあえず打ち込んでみ」


「ねぇ兄貴」


「なんだ、固まって」


「文字ってどうやって打つの?」


「マジかっ」

お疲れさまです

やっぱり文章力は拙かった裏海江田でございます。

ここまで嘆かずお読み下さいまして誠にありがとうございます。


第一話ですが、なろうの歩き方と偉そうに語っている割には、まだシューズを履くどころかお布団の中から抜け出せてもおりませんね。

はい、無駄な会話が多い為ですね、すみません。


次回から妹様により小説家になろうへアクセスして頂ける手筈となっておりますので、よろしければ次話も拝読して頂けましたらありがたいです。


更新期間と致しましては、非常にスローモーでマイペースなヒューマンですので、気長に──それこそ忘れるくらいに思って頂けても申し分ございません、はい。


それでは、前書き・後書きと合わせて長文失礼致しました。


追記 11月15日

誤字修正致しました。

パソコン点ける の件ですが、修正前はパソコン着ける になっておりました。

新しいファッションとして便利で良いと思うんですけれどね、思いませんね。

申し訳ございませんでした。

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