9:病んでる系(ヤンバルに行きたい……ヤンバルは全然作品には関係無いけれど沖縄に行きたい……も作品には全然関係無いけれど)の詩『イライラの持って行き場』
頭から抉り取れたらよいのにと思う
イライラの芽が摘んでも摘んでも伸びてくる
髪の毛は毎日何十本と抜けていくのに
イライラの根はなかなか取れてくれなくて
取れたと思ったらまた次が根を張って
増えて伸びて増えて伸びて
鉄分のサプリを食べる
ボリボリ奥歯でストレスごと噛み砕く
牛乳が家にある時は牛乳を飲む
カルシウムカルシウムカルシウム
牛乳を切らしたときは牛乳のせいにする
カルシウムカルシウムカルシウム
能力不足
勉強不足
知識不足
経験不足
栄養不足
睡眠不足
今ここに綴る時間を全て費やして
ここに来る全ての時間を費やせば
全部は無理でも幾らかの不足は多少でも減って
今よりマシになるだろう
イライラも減るだろう
分かっていて
それが出来ない
しない
中毒か
それもある
でも、それ以上に
その間のイライラはどこへ行く?
川で拾った桃を切る
中から何と、イライライライライライラ
イライライライライライライライライラ
イライライライライライライライライラ
山で見付けたもと光る竹を切る
中から何と、イライライライライライラ
イライライライライライライライライラ
イライライライライライライライライラ
乙姫様から貰った玉手箱を開けて見る
中から何と、イライライライライライラ
イライライライライライライライライラ
イライライライライライライライライラ
古今東西
どこもかしこも
イライラの種が落ちている
イライライライライライライライライラ
周りの人達は忙しいとぼやきながらもキラキラと輝いている
自分はくすんだ柿の種色
年のせいかメンタルが保てない
外面は良いつもり
だが中身が荒れている
外面良く、外面良く、外面良く
荒れた中身を書き出して、掻き出せば
明日の自分は何色かしら




