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ただの奥歯  作者: 島猫。
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2:『秋の風【200字】』

9月まではあと数日。

市内の小・中学校では早くも二学期が始まった。

忙しない日常に戻りつつあるが、休日はのんびりだ。

洗濯物を部屋でハンガーに干してから、戸を開けてベランダに出る。

微風。

肌をかすめる風は柔らかく、ひんやりと気持ちいい。


「あぁ、もう秋だなぁ」


感嘆と共に、思わず言葉がこぼれ出る。

室内は窓を開けるタイミングが難しい。

エアコンを切ろうとリモコンを手に取る。

画面表示は冷房、設定温度は真夏日だった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんにちは! 1本目から哲学めいた出だしと、考えさせられる問いかけに魅せられました。 何気ない一時の中に、人生の儚さがあることを気付かされます。
[一言] 今日は急に寒くなりましたね( ˘ω˘ )
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