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言いたいことを言える仲

「お互いに言いたいことを言い合える仲になりたいなって思うんやけど」


 彼の言葉に私はうっと身構える。


「もしかして、今から私に対する盛大なダメ出しが始まろうとしてる?」

「……違うよ」


 その言葉にホッと胸をなでおろす。一方で、彼は自分の本意が私に伝わらなかったことが残念だったようで、やや肩を落としていた。


「いつも俺に気をつかっとるやろ? やけん、2人でいる時はお互いにそういうのなしにできたらいいなって。その、仲を深めるために」

「うーん、それはちょっと無理かも」


 まさか断られるとは思ってなかったんだろう。私の即答に対して、彼は「えぇ……」と驚きと失望の入り混じった声をもらした。


「私が気をつかうのは、壁を立てとるんやなくて尊重しとるからよ。あなたを尊重して自分の意見を引っ込めると」

「そ、そっか。うーん、でもなぁ……」


「それに仲を深めたいなら、そういう細かいのよりもっと実行すべきことがあるやろ」

「実行すべきこと?」

「そろそろ手くらい繋ごうとしてよ! もう1ヶ月よ? 私、ずっと待っとるんやけど!」


 彼の顔がパッと赤くなる。私だって、いつも自分の意見を引っ込めるわけじゃないのだ。


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