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クラスマッチで強敵と当たった
「俺と付き合って欲しい」
「へっ!?」
突然の告白に、意表を突かれた彼女は調子はずれの声を出す。
「な、何でこのタイミングなん!?」
これからまさにバスケの試合が始まろうとしていた。俺はこれに出場するのだ。
「はっきり言おう。この試合、恐らく俺たちは負ける。加えて運動音痴の俺が試合で活躍できる可能性などまずない。それなら失態をさらす前に告白しておく方がまだ成功率が高いと思ったんだ」
「何よそのめちゃくちゃダサい理由! ちょっとは頑張るところ見せんね!」
「そしたら、俺が試合で1本でもシュートを決めたら考えてくれないか」
「……わかったわ」
それからチームメイトのもとへ戻ると、メンバーの1人が話しかけてきた。
「どうだった?」
「計画通りだ。点を決めれば考えてくれるって」
「よっしゃ。せめて山本にボール回してシュート決めさすぞ!」
みんなで「おう!」と一致団結する声が体育館に響く。
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