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始まりの出会い

今日は初めて私が配属される日。私が所属する制服に不備が無いことを確認する。

カラカラとキャリーケースを引きながらこの世界の仕組みを思い返す。

古来より苦しめられてきた怪物達を倒す為に志願者は腕を磨く。

そして組織に入り訓練を受けてしかるうちに隊に所属される。それがこの世界の仕組みだ。

ここ日本は世界屈指の激戦区。世界中の取りこぼしが海を渡り日本にやってくるのだ。

激戦区の中でエリートと呼ばれる集団がある。

それが私が配属になる隊『コンパス』だ。どんなに大丈夫と心でいっても緊張はする。

隊長とはどんな人なのだろう。隊員はどんな性格をしているのだろう。色々な考えが浮ぶ。

意を決しまずこの日本の全てを預かっている司令室の扉を叩いた。時刻は8時00分。



「失礼します、今日から配属になりましたレイラ・ヘルキャットです」

「よく来たな俺が司令長官をやっているアモウ テンコだ」


 キャリーケースを後ろに回し敬礼をする。中に入ると五十前半、いや四十後半程度の男がいた。

 日本司令長官、アモウ。日本におけるトップ。この人の一声で私達の命が左右される。

 それを認識したとたん緊張が強くなる。視界がホワイトアウトし始める。


「楽にしていい、といっても難しいかあまりにも緊張が過ぎるようならば言え暫し休憩を取る」

「はい…大丈夫です」


敬礼を手で払い僅かに笑いを見せる司令長官。多少だが緊張もほぐれた様な気がする。


「お前はコンパスに入隊するんだったな、ならば一つだけ忠告しておこう」

「は、はい!」

「想像と現実は違う、忘れるな下がれ」


失礼しました、の一言が途轍もなく重く感じた。外に出たとき呼吸と言うものを思い出した。

暫く緊張を吐き出すように大きく呼吸をしてからコンパスがあるオペレータールームへ向かった。

研修生で習う事だが隊は一つ一つ独立している。勿論仲が悪い訳ではなく一斉行動での被害縮小の為だそうだ。

『コンパス』と書かれたドアを見つける。これが私が異動するか死ぬまで世話になる部屋への入り口。

改めてこの向こうにはエリートと呼ばれている集団がいる事を確認する。

隊長始め隊員は私を快く受け入れてくれるだろうか。実力主義だとしたら認められるのはいつなのだろうか。

様々な想像が後を絶たない。そしてドアを開いた。キャリーケースを入り口の横に置いた。

部屋は機械音が反響していてかなり大きい部屋だが真っ先に言えば閑散としている。

ただ一人赤髪でポニーテールの女性が背を向けているだけだった。

声を掛けようか迷ったがよく聞けば寝息が聞こえる。寝ているようだ。しかし報告しないわけには。


「あ、あのー…」

「うん…あれ!?私寝てた!?あなたは!?」

「あ、えっと…今日からここに配属されましたレイラ・ヘルキャットです」

「!…へぇ、少し待ってて全員呼ぶから」


寝息を立て起きて寝癖のまま錯乱したと思えば名を告げればピリッとした空気を醸し出した。


「全隊員に告ぐ、オペレータールームに来い」


とすぐにタッタッタと走る音がざっと三つ聞こえた。私が入ってきたドアから見て左のドアがバン!と開いた。

制服を着たキチッと男性二人と女性一人がやってきた。先頭に立っている男性が、


「よう、どうした?ナツキ」

「今日は新人が配属されるっていったでしょうが何で誰も覚えてないのよ」

「すまない…ちょっとドーナッツ食うのに夢中になってた」

「それ私のドーナッツなのにー!」


前髪で顔が隠され暗そうなイメージがある男性がドーナッツをカシカシ食べて、隣にいた女性が叫ぶ。


それをみた赤髪のポニーテール、ナツキと呼ばれた女性が頭をカシカシ掻きながらも笑顔で、


「ほら、挨拶してレイラ」

「は、はい!えっと…レイラ・ヘルキャットです座学一般を習ってきましたが実戦では足を引っ張る事もあると思いますがよろしくお願いします」

「俺はエンドウ・チハル、この隊の副隊長を任されてる周りからはハルって呼ばれてる、よろしく」

「私はマエダ・アキコ!アキって呼ばれてるよ!よろしく!」

「俺は…ミツバシ・シュウタ、シュウでいい」


三者三様と言ったところだった。青い髪を後ろに流したハルさんは桜の花びらの様な明るさがある。

白く短い髪をフリフリ揺らすアキさんは紅葉していく葉のように元気がいい。

緑が多少入ったような黒でぼさぼさな髪のシュウさんは冬のような静けさが心地よい。


「私がここのオペレーターのサカキバラ・ナツキ、よろしくね」


すっと手を差し出され手袋越しにぎゅっとされる。パッと手を離され夏の太陽のような笑顔が出てきたかと思えば、サッと入道雲に隠されたように表情が曇った。


「あのバカ、どこよ」

「まーた寝てんじゃねぇの?ちょっくら起こしてくるわ」


寝ている、という単語に私はむっとした。研修生の頃から時間厳守を厳しく言いつけられている為寝坊なんてもってのほかだ。ハルさんは来た道を戻っていった。


「ふわぁぁぁ…起こすなよハルー」

「うるせ、さっさとこい」


寝癖で髪はボサボサ、制服も乱れ眠そうに目を擦っている男性。その姿はエリートとは思えない。

人選ミスでもしたのではないか。このぐうたら男は。ナツキさんも呆れかえったように、


「バカシキ、今日は新人が来るって言ってたのはあなたでしょうが」

「えぇ?そうだった?じゃあこの子が?」

「…ノエル・ヘルキャットです」


形だけの挨拶で済ます。あまり関わりたくない。が本心だ。


「俺、シキよろしく」


凄くふざけた様子で挨拶をされる。すぐに興味をなくしてくれたようでアキさんの方を向く。


「アキー、ドーナッツ頂戴ー餓え死ぬー」

「はーい、どうぞー」

「俺も…くれ」

「シュウは駄目ー、勝手に取ったんだもん!」

「謝るから…頂戴」

「ほら俺の半分やるよ、見ててかわいそうだわ」

「ありがとう…!」


必死に感謝し続けているシュウさん。シキさんは笑い最後には全部あげてしまう。


「ナツキー、今日の任務なんだ?」

「ノエルちゃんと基礎訓練でしょーが」

「そっかそっか」


ぐりーとこちらをゆっくり向くシキさん。舐めまわすように見られ、背中に嫌なものが駆け上がる。


「な、何ですか?」

「ノエルだっけ?研修生の時から使ってるのは持ってきた?」

「も、もちろんです」


私が入った入り口の横においてあるキャリーケースを引っ張る。ロックは指紋認証と暗証番号。

それをクリアするとプシューと空気が抜ける音がしてその姿があらわになる。

機械仕掛けの武器という感じだ。銃と剣が融合したような形をしている。それを確認するともう一回蓋を閉めた。

しかしシキさんはそれについて興味は無いようで立ったままあくびをして、


「ふわぁぁ…寝不足だ…」

「いつまで眠たいのよあんた」

「だってさ、ずっと実験実験言って部屋に帰してくれなかった赤髪がいるもんだから」

「うぐ、あんたも乗り気だったでしょうが!何をいまさら!」

「まさか夜明けまでやるなんて誰が想像できたんだ…ふわぁぁぁ」

「…ごめん」

「もう慣れたって、ナツキもちょっと寝てたりしてな」


未だぼさぼさのまま笑うシキさん。その姿は緊張感が無く本当に人選ミスだと思ってしまう。


「着替えてきなさいよ、髪はボサボサだし制服も乱れてるわ」

「おぅ、さっさといってくるわ」


手を振って左のドアに消えていく。ナツキさんは見届けると急に顔が引き締まり他の三人も。


「ノエルちゃん、ちょっと厳しいことを言うわね」

「は、はい!」

「この訓練、あなたの覚悟が無ければ一生前線に出られない覚悟をしていて」

「そ、それはどういう…」

「この隊はシュミレーターがないの、全て実戦で腕を磨くしかないわ」

「!訓練ではなく実戦の覚悟を、と言うことですか」

「そうこの隊に入った人はこの訓練を受けて辞退したわ、隊長はその度に辛い顔をしてるのよ」


確かに規定とはいえ自分がついていった相手が次の日にはいない、というのは心が苦しい。

しかし隊長、という言葉はすごく重かった。そして単純に興味がわいた。隊長…どういう人なんだろう。

それがとても気になった。


「だからノエルちゃんに聞くわ、あなたは覚悟がある?自分が死ぬ覚悟が」

「えっと…その…」

「っていっても仕方ないよね、とりあえず武器のチェックでもしてて」

「はい…」


パッと明るくなったが薄い雲がかかったようなそんな笑顔を見せるナツキ。

それがこの訓練…任務の苦さなのだろう。自分の武器を蓋から出しチェックしながら気を引き締めた。


「そろそろ隊長が来るわ、もう一回チェックを忘れないで」

「はい!」


どこにも不備がないことを確認する。と私の後ろで左のドアが開いた。ナツキが敬礼をする。

それに倣うように三人も敬礼をする。今私の後ろにエリート中のエリート。『コンパス』の隊長がいる。


「は、初めまして!この度ここに配属されました!ノエル・ヘルキャットです!」


振り返り緊張で目を瞑りながら隊長に挨拶をする。どこか無礼なところが無かっただろうか。

心配で心配で仕方ない。ゆっくりと目を開きそこにいたのは…


「何言ってんだ?大丈夫か?」

「え…」


あのぐうたら男だった。ドーナッツをあげてたりあくびをしていたりするあの人選ミス。


「じゃあ、さっさと行こう」

「ちょ、ちょっと待ってください!規則は隊長とのマンツーマンでの訓練のはずです!」

「あ、そっか俺ここの隊長をやってるって言ってなかったけ」

「えええええ!?」

「キーン…ほら早く行くぞ、ヘリポートに急げ」


彼が手に持っているボストンバック、剣が入っているのだろう。ヘリの中で組み立てるつもりなのか。

剣はこれも規定なのだが訓練用だ。つまり本当の装備ではない。

彼がどんな下手をしても訓練用となれば何も罪は無い。気楽なものだ。


「すまない!遅れた!」

「別に気にしてねぇよ!早く乗りな!」

操縦士と話しながら乗り込む。ヘリポートまではオペレータールームからすぐにいける。

エレベーターで向かうのだが中では会話が無く辛かった。なんというか気まずい。


「初めての軍事ヘリか?」


乗り込み目的地までヘリを飛ばしてるときにシキ…隊長が剣を組み立てながら聞いてきた。


「いえ一年前に一度だけ乗りました…あの隊長」

「シキでいいっての、何?」

「その横にある箱は何ですか?」

「あぁ、これ?お守り」


お守り、というには大きすぎる。シキ…隊長の身長は目測だが180㎝後半程度だろう。

それと同じぐらいの大きさなのだから薄めの箱とはいえかなり重そうだ。

肩にかけるタイプなのか幅広の紐がついている。本当におかしな人だ。


「ついたぞ!がんばれよ!」

「ありがとな!ほら行くぞ、まさかヘリの降り方が分からないとかじゃないだろ?」


シキ…隊長がニヤッと笑う。まるで、出来るのか?新人さん。というような感じだった。

確かにヘリからの降り方は分かる。しかし当たり前だが高い。ロープを垂らし意を決す。


「きゃああああ!!」


高いし早く地面が迫ってくる。勝手が分からず両足で着地したはいいが衝撃で痺れる。

ビリビリと痺れた足で上を仰ぐ。シキ…隊長がグッと親指を立てる。しかしそれを引っ込めると飛び降りた。

ロープを掴むにしては距離が遠すぎる。このままでは落ちてしまう!


「隊長!危ない!」


私が動こうとしたら足が言うことを聞いてくれなかった。痺れて動けないのだ。

その間にも隊長は頭を下にして落ちていく。その時私は見た。隊長が右手に持っている剣を構えたことに。

地面に向かって突き出すような構えだった。地面に当たるまで一秒も無い。


「よっと!」


剣を地面につきたてた。その剣を引き抜きながら斜め上に回る。スタッと私の横に着地した。


「ここはセーフティエリアといって化け物達が来にくいんだ…どうした?人が落ちたような顔して」

「びっ!びっくりしたんです!脅かさないでください!」

「ごめんごめん、許してくれ」


やっぱりこの人はおかしい。ふざけてるしおどけているし何より隊長には見えない。

この人をなぜだかは分からないが嫌いだ。元来の性格がそう思わせるのかもしれない。


「じゃ行こう、 ナツキ」

『はい、ここからは私もサポートするからね!ノエルちゃん!』

「!はい!ありがとうございます!」


インカムから聞こえる太陽のような声がとてもうれしかった。何より隊長と二人きりではないというのが特に。


『ノエルちゃんはこのセーフティエリアを出て直進500mで敵を目視できるわ、隊長は待機して下さい」

「了解、直進500mですね行きます」

「了解だ、聞いたなじゃあ行って来い」


雰囲気がぜんぜん違う。隊長の目が、体が、全てが変わったような気がした。

その目が頼もしく感じた。しかし嫌いな気持ちが変わったか、というとそうではなかった。

ともあれ隊長とはここでお別れだ。私一人で怪物を倒すのがこの任務なのだろう。

隊長がすがるような目を向けてきたのが気になった。決して死ぬなよ。そういってる気がした。


「行ってきます」

「あぁ」


歩き出した。隊長は剣をつき立て手をおいて瞑目している。そこも気に入らないわ。消えるまでずっとそう考えていた。


「見えました…」


500mを歩けば見えてきた。岩から見える2mを超える大きさの化物の姿。醜悪な外見と鼓膜に響く高音。


『ノエルちゃん、行けるね?』

「はい!」


 自分の剣を握り締める。研修生のころから訓練で流した汗と傷からあふれた血が染み込んだグリップ。

 不備は無い。緊張はしてるけどいい緊張感。体に異常は無い。最高のコンディションだ。


「やああああ!!」


 岩から飛び出す。後ろを向いている化物にドス黒い血が溢れる。しかし。


「!?動かない…!?」


 深く切り込みすぎた。引き抜けない。いやまさか。深く突き刺しただけで動かなくはならないだろう。

 切ったそばから回復して癒着している?剣を取り込んでいる状態なのだろうか。

 その時不吉な音がした。頚骨が外れるような音。粘っこい液体が上から落ちてくるのが見える。

 上を向けば化物の顔が。醜悪。それでいて目が黒い。心臓を鷲掴みにされる。


『ノエルちゃん!聞こえる!?ノエルちゃん!』


インカムからナツキの声がする。しかし口が動かない。グリップから手が離れず逃げられない。


「あ…」


化物が口をあける。私の人生はここで終わった。目を瞑るだけの力は残っていた。でも。


「まったく…大丈夫か?ノエル」

「た…たいちょう」

隊長。嫌いな筈の人選ミス。右手に持った訓練用の剣を口にかましている。突っ張り棒のように。

そして手を離しグリップを持った手を両手でやさしく剥がしてくれる。手袋ごしなのにとても温かい。


『隊長!?何やってるんですか!?』

「別に隊員を救出しただけだ、悪いか?」

『せっかく待機にしてたのに…分かりましたよ隊長』


インカムで話しながら私の剣を引き抜く。グリップを私に向けて、


「一緒に行くぞ、戦えるか?」


鷲掴みになっていた心臓が動き出した。体に血が通う。手を中心に隊長の温かさが全身をめぐる。



「はい!」

「いい返事だ!行くぞ!」


剣を受け取り隊長も突っ張りにしていた剣を引き抜く。バックステップで距離をとる。


「俺が奴の口をひきつける!回復力が強いから注意しろ!」

「了解!」


隊長が先行する。口に一撃。二撃。そして私が胴体を切る。何本かある突起を切り落としていく。

それにしても隊長の剣がすごかった。訓練用というのは研修生が最初に支給される物と同程度だ。

つまり性能は私のより低い。自分で改造をする事を認められている為、勿論上官の監視つきだが、作り変えている。


「せい!」

「やあ!」


それでも強い。隊長は剣が二つか三つに見えるほどの速度だった。切るというより削るような感覚だった。

私も上官からは早いと言われるが甘いにも程がある。口が削れ食うことは出来なくなったが手は緩まない。


「見えた!分かってるな!」

「はい!狙います!」


見えたというのは化物の心臓部分のことだ。ドクンドクンと黒い血を送る黒い心臓。

なぜか隊長の考えていることが分かった。それに同調するように心臓を二振りの剣が抉る。

鼓膜を破るような高音を上げながらドサッと2mの怪物は動かなくなった。心臓もまた同じように。


「お疲れ、どうだ?初めての任務は」

「…最悪です、でも」

「でも?」

「隊長には感謝してます、ありがとうございました」

「お前がやめなければこんな調子がずっと続くぞ、助け合いは日常のことだ」

「やめません、これからよろしくお願いします」

「あぁ、よろしく」


握手を交わす。温かく優しいのに力強い。兄のような父のようなそんな手だった。

心の氷が解けていくようだった。どんな過去もこの人には話せる。そんな気がした。


「かえろか、ノエル」

「…はい」


いつもの調子に戻ってしまった。しかし嫌な感じはもうしない。それどころか快く感じる。


『お疲れ、隊長一応報告を』

「どうだな…大金星でどう?」

『分かったわよ、ヘリ向かわせるからセーフティーエリアまで戻って』

「はいよー、ノエル聞いたな?」

「はい、ナツキさんありがとうございます」


二人で歩いていく。セーフティエリアに着いたとき丁度ヘリが来た。梯子が垂れている。


「おい!シキ!早く昇れ!今日お前が飯番だぞ!」

「げ、マジかよ!疲れてんだけど!」

「知らん…飯だ飯」

「お腹すいたよー!早くー!」


コンパスのみんなだった。ナツキさんはオペレーターなのでいないがほか全てはヘリに乗っていた。


「やれやれ、エリートなんてこんなもんだな」

「ふふ、そうですね」

「初めて笑ったな、それがいいな」

「じゃあずっと笑顔でいます、隊長」

「シキでいいって何回言わせるんだよー」


梯子を昇りながらおどけた様子で話すシキ。心に温かいものを感じながら私は梯子を昇っていく。


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