1/1
プロローグ
いらっしゃい、
ここは悩みを持つ人だけが入れる不思議な本屋だよ。
ここに来たってことはなにか悩みごとでもあるのかい?
隠したって無駄だよ。
私にはなんでもわかるから
嘘だと思うんならきいてみな。
・・・・・・・・え?だれにって?
もちろんそこにいる店員だよ。
・・・・・・・冗談もいい加減にしてくれ?
分かったよ。
あんたが信じようが信じなかろうが、
ここはあんたの悩みを解決する、
あんただけの本屋さ。
少年少女、若老、男女。
誰でもいいからよっといで
来ないと損すんのはあんたさ。
もう一度言うよ、ここはあんたの悩みを解決する場所
名前は【夜汽車】
あんたの悩み、解決してあげるよ