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story2 ~現実世界~

ん?あいつは誰かって?


それは・・・・・・



俺たちと同じ前世記憶保持者ゼンセキオクホジシャの、漆原賢ウルシハラケンだ。

こいつは俺たちと同じ高校一年だ。しかしこいつの頭脳の良さと魔法体力マジックパワーは通常ではありえないくらいの高さを誇っている。

だから現在、転生について研究しているこいつに聞けばわかるかもしれないということだ。

ま、今までに何回も聞いてるけどな・・・



「おーい、いるかー。」

「いますかぁ~。」

少ししてから返事があった。

「……ふぁーい、だれですか~、新聞ならいらないですよ~。」

どうやら寝ていたらしい。

「俺だよ、お・れ!阪元だよ!」

「そしてこっちはぁ、蓮子だよぉ。」

「あ~久しぶり、勇志に蓮ちゃん、今日はどうしたの?」

いつもこのくだりから会話は始まる。

「ここに来たら決まってんだろ、前世の記憶についてだよ。」

「あ~、またそれについてか。じつは一つかなり重要な情報が手に入ったんだよ。聞きたい?」

「聞きたいよぉ。」

「俺も同じく。」

「じゃあ、一度だけ言うよ。結構秘密なことだからね。じつはここエギラス城下町の北のほうにカガラズ城があるだろ、そこに転生指輪リバース・リングについての古文書が置いてあったらしいんだ。

しかし、それが何者かに盗まれたらしいんだ。」

「それって誰だったのぉ?」

「まあ落ち着いて聞いてくれよ。それはだいたい見当がついてるんだ。それは、坂嵜怜生サカザキレオ。こいつも前世記憶保持者ゼンセキオクホジシャだ。さらに最近では、最強呪文オーバーパワー・マジック魔族転身デーモン・チェンジで魔王を目指しているらしいんだ。すでに世界のあちこちに魔物をばらまいているらしい。だから勇志、世界を旅してこいつから古文書を取り返してくれないか?」

「わかった。蓮子はここで待ってろ。すぐ戻ってくる。」

「えっ?私も行くよぉ。」

「やめときなよ、蓮ちゃん。あぶないよ。そもそも蓮ちゃんは攻撃呪文が使えないんだよ。危ないよ。」

「でもぉ、回復呪文なら使えるよぉ。だから…グスン……連れてってよぉ~。」

「わかったよ。俺は、回復呪文が使えない。だから助けてくれるか?」

「うん!私頑張るよぉ!じゃあ明日、早速カガラス城に行こう。とりあえず、今日家に帰って準備をして、明日朝七時に時計台の前でいいか?」

「うん。じゃあまた明日。」



こうして俺は、蓮子とともに旅に出ることになった。



To be continue...

第二話投稿しました。

誤字脱字報告等ございましたらよろしくお願いします。


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