表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

118/146

幕間 公安職員の一日(パンフレット記載用取材記録)(1)

カフェ女子の会話にだけ出てきたササハラさんです。

彼女たちの先輩じゃなくて同期にしたのでカフェ日和の「先輩」を「さん」に変えてます。

 おはようございます! 公安部第五課第五班、サコン・ササハラです!

 九課のかたがここに来られるなんて、珍しいですね? 今日はどうされ……え、僕の密着取材? え、なんで? ……あ、職員募集パンフレットに載せるアレですね! 僕も学生の頃、パンフレットに載ってた先輩たちのお仕事の様子を見て、憧れたんですよね~。よぉし、張り切ってがんばります! ……え、ありのままを? あ、あはは、そうですよね、はい。いつものように、がんばります!


 えー、五課は生活安全課とも言われています。地域のみなさまの……え? そういうのはいい? あ、そっか、パンフレットの最初あたりに組織についてってページ、ありますもんね……ああ、自己紹介、なるほど。

 えー……ん、ん。僕はサコン・ササハラ。ヒュームに換算したら、二十四歳かな? カブトムシの……ちょっとこだわっていいですか? ヤマトカブトムシの蟲人です。他の種族のみなさんは全然カブトムシって言ってもらっていいんですけど、カブトムシの種類って結構多いので、同じカブトムシ系の蟲人の間では区別するんですよ。まあ、六課のみなさんみたいにめちゃくちゃ細かく分類されるのもびっくりしちゃうんですけど。

 あ、そうそう、制服、これ特注なんですよ! 僕みたいに見た目の蟲性の強いカブトムシ系は、あんまりいないらしくて。翅が開けるように、鳥人用みたいに首のとこで留めてあるんですけどね、腕が四本だからなんか、びろ~んってしてて、腰のベルトで締めるんです。よだれかけみたいですよね! あはは! あ、でも手足はヒュームに似た形なんで、靴はヒューム標準ので大丈夫です。ちょっと足の裏に棘あるんで、よくダメにしちゃうんですけどね。ズボンも標準です。下半身の蟲性まで強かったら、僕、ほぼ半裸の公安職員になるところでした! それはそれでロックですよね! どんな蟲性や獣性の人も、公安を目指して欲しいです!


 えーと、今日の午前中は、初等科のこどもたちの生活安全教室に行きます。防犯意識を高めたり、なにかあったら公安に連絡すること、これをちゃ~んと覚えてもらいます。派出所の場所をなんとなくでも覚えてもらえると嬉しいですね~。僕もそのうち、派出所勤務したいなあ。あと、交通課……四課ですね。ここと共同で交通安全教室も同時開催することもあります。飛び始めのこどもたちは特に危険ですからね。トラブル防止のためにも、大事なお仕事です。


 ……はい、というわけで、無事生活安全教室も終わりました。……え? 僕、こどもたちに群がられてただけじゃないかって? ちゃ、ちゃんと説明もしましたよぉ……でも、まあ、一緒に行った同僚たちから、僕が行くと男の子たちがちゃんと話を聞いてくれるから助かる、って言われてます。……なんか、カブトムシの蟲人は男の子たちに大人気なんですよね……あ、そういえば公安内でも、新人の男性とか、あと同期の一課十二班のコルジくんとかにもキラキラした目で見られますね。まあコルジくんは仕方ないか。……六課はみんなギラギラした目で見てきます。怖いです。……あ、六課は誰に対してもギラギラしてますよね!? ですよね!?


「サ」で始まる名前の人ばかりになっちゃいましたね! あはは!

いやマジで偏ってしまいましたねぇ……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ