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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

まだ男性が良いとか言うの?

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

恋愛です。R15です。

んでもってガールズラブです。

かなり際どい描写を思わせます。

苦手な方はご注意下さい。


注意事項3

『男の人は例外なく美人が好き』

という作者特有の偏見が『大いに』あります。

なんでも許せる方々、宜しくお願いします。


ちなみに私は好きです。大好きです。

作風を見ればお分かり。女顔の美人が三度の飯ばりに好きです。


※こんなんだから読者様が離れていくのでしょう(・ω・ )

「……はっ……っ」

物凄い嫌な悪夢から叩き起される休日の朝。気怠い光がカーテン越しに入ってきて、昨夜の余韻を思い起こさせた。もう戻れない一夜の過ち。それをより鮮明にする様に、寝間着を着崩した女が挨拶をかます。陶器の素肌。アーモンドアイ。黒髪は艶やかで、人目を引く美女。

「おはよ〜。魘されていたねぇ」

「ぅん……」

怯えて縮こまる私を気を良くしたのか、彼女は上機嫌でベッドの中に引き摺り込む。交わされるのは熱烈な口付けだった。息をする間も無い性急なもの。御丁寧に舌まで差し入れて、口腔の唾液を啜る。苦しくなって、また悪夢の続きを思い出して、彼女の胸を押した。私よりもずっとふっくらした物に、劣等感が抉られる。

「もう」

興が削がれて機嫌が急降下していく。でも慰める事は出来なかった。そんな余裕が無かった。

「男の人って……皆、例外なく美人が好きだと思うんだ……。凡人なんか好きじゃない……。中身なんか意味無い」

今日の夢の内容。初恋の人が……昨夜を共にしたこの女と付き合う夢。仲睦まじく抱き合って、口付けを交わしていた。そうして呆然と見つめる私に彼はこう言ったのだ。『ごめん。□□のが好きなんだ。凡人に興味なんかない。サヨナラ』と。

思い出すだけで息が詰まる。分かっていた事だ。こんな凡人の極みみたいな女よりも、より美しい容姿の生き物を選ぶ。例え内面が勝っていても、なんの意味もない。分かっていた……事なのに……。今更何を……傷付いているんだろう。浅ましく嫉妬して居るのだろう。それにただの夢じゃないか。現実で……言われた訳じゃない……。

「私は男の人じゃないよ? だから君を好きな私を見てよ」

彼女は私を押し倒したまま、昨夜から肌蹴た胸元に手を這わせる。鼓動を確かめる様に少し強めに握ると、鎖骨の間に強く吸い付いた。チクリとした痛みが走る。きっと跡が残っている事だろう。

「見かけだけ見て、君を此処に連れ込んだ訳じゃないよ〜? 総合的に見て君が好きなのに。加点の果てに君を誘ったのに」

「でも……」

女の細い指が悪戯に腹を辿る。昨夜の続きをしようと積極的に肌に触れ、記憶を呼び覚ます。丁寧に、丁寧に肌を合わせた記憶。今までのどの人間よりも姫様扱いしてくれた事。

「昨夜まで共にしたのに、まだ男が良いとか言うの? 随分と薄情だねぇ」

「ぁ……」

「君はもう、戻れないんだよ」


『だって私の物にしたもん』

あの、男性の読者様に質問です。

『美人、好きですか? あ、私は大好きですよ。半分は中の下の凡人の反動によるものですけど(・ω・ )』

肯定して下さったら、脳内で握手しましょうね。

作者は何時でも待ってますよ〜( ⸝⸝>⤚<)


以下、個人の意見が飛び交います。


この話に至ったのは、とあるファンタジーの解説動画から。

絶世の美女とお茶目な女性だったら、男なら絶世の美女とるよな。

ってとある男の子が話してました。

それを見て、恐らく女性なら逆の意見になるのではないかなぁと。(個人の意見です。はい)


だから今回はあえて百合にしました。

絶世の美女では無いけれど、中身が愉快で気に入った。

んでもって御相手の美人な子は、言い寄られる側だから、誘い方分からずに強引に言ったという話。

顔面宝具で引き摺り込んだんだろうなぁと。

こういう不器用な話、大好きです〜。

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