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世界を救ったハズなのに今度は歌とダンスで世界を救わないといけなくなった!?  作者: 陽菜


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怒らせないようにしよう……

涼恵がただただ怖いという話。

うん、この子特にきょうだいのことになると途端に怖くなるからな……。

「でも、涼恵さん怒ると怖いな……」

 光助が呟く。それに涼恵は首を傾げた。

「そうか?言うほど怖くないと思うが」

「いやいやいや、十分怖いっす」

 良希が冷や汗を流しながら否定する。

 そんな時、悪魔が相変わらず涼恵をからかい始めた。

「お前の兄貴、ロングヘアーで女っぽいよな!」

 ブチッ。

(あ、なんかキレた)

「兄さんのこと悪く言うなんて……まだボコボコにならないと分からないんだね……」

 ゆらりと涼恵は悪魔の笑みを浮かべる。そう、目の前の悪魔よりずっと悪魔だった。

(こういうところが怖いって言ってるんだよなぁ……)

 大人しい人は怒ると怖いと言うが、確かにその通りだなぁとリーダーや目の前の先輩を見て思うのだった。

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