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「魚介類はモノなのであるか?」

 先日、中国が日本の水産物の輸入を再開するというニュースを聞いたのであります。水産物というと皆さん、魚介類を想像されますよね、グーグルで魚介類とは魚類、貝類、甲殻類(エビ、カニなど)軟体動物(イカ、タコなど)棘皮動物(ウニ、ナマコなど)を含む水中に生息する動物の総称だそうです。

 動物の賢さを序列すると、哺乳類、鳥類?爬虫類? 両生類、魚類と一番魚類が知的パフォーマンスが劣っているのではないかと一般的に思われているという気がします。鳥と爬虫類は何となく鳥の方が賢そうな顔をしているので、哺乳類に次いで二番目に賢いのではないかと個人的に思っております。

 しかし最近の研究ではミツバチにも意識があるとか鳥類にも言語があるのではと、人間が見下していた動物たちが意外と賢いといいことが分かってきました。確かに身近な犬や猫を見ていると、人間よりも物事の道理が分かっているのではと皆さんも思っておられるのではないでしょうか?

 ただしお魚さんはあまり知的には発達していないのではと思うのは、わたくしの偏見でしょうか?お魚さんは見た目がやはり賢くなさそうです。やはり目が反れ過ぎているというか顔の片面ずつについているというのは如何なものか?まあ生存戦略上、仕方がないのかもしれませんが。それから鼻と口のバランスが悪い。鼻穴は何と4つあるそうですが、鳥のように鼻と口の造形がかわいくもカッコよくもないです。口も開けているお魚さんは何となく認知症を患っている感じですし、目も意志的な輝きがない。うーむ。これではお魚さんに対するヘイトスピーチになってしまう。お魚さんの顔ヅラが阿保っぽいというのは、やはり個人的な偏見で反省せねばなりません。容姿で人を判断してはいけない!というのが私の座右の銘でありますのに。


 げんに水族館を好きな人はたくさん存在します。お魚さんファンは多い! ただわたくしの狭い了見で言わしてもらうと「水族館にいったい何しに行くの?」と・・・。魚が泳いでいるのが面白いのか? はたまた魚介類の生態を観察・研究するのか? よく分からんのです。人気のイルカショウとかペンギン歩きとかは魚類じゃないし・・・。

 さて家でお魚さんを飼うというと金魚や熱帯魚、リッチな人は錦鯉でしょう。まあ、それらは確かに美しい、カワイイとは思いますが、私は飼いませんね、フフーン。お魚さんを見るよりは映画やプロ野球を見ている方が良いですな。

しかし意外とペットのお魚さんは人気が根強いらしいです。お魚さんは基本的にあまり考えてなさそうなので、疲れた人の癒しに効果抜群だそうです。あの面白みのないと思われている造作や彼らの派手さのない動きも本当は奥が深いのかもしれません。


 何故お魚さんたちが生き物としてでなく水産物―「物」モノとして扱われておるのか。(ブツと言われるとヤバい感じがしますが・・・)やはりお魚さんは食べられる運命にあるからでしょう! 実際食べられるモノが造形的に美しかったりカワイかったりすると食べる方も心苦しい。やはり「ワシは何も考えてないもんねぇー」という顔の方が捕食者も心置きなく食することができるのでしょう。これはやはり神の配慮、そういうことでお魚さんには辛い立場にいてもらうということでしょうか?

 最後にイワシさんは漢字が凄いです。魚へんに弱い→鰯!我が国の高度経済成長期を支えたイワシさんにこのようなネーミングは無慈悲ではないのか。さらにイワシさんの眼を突き刺して焼いて食する→目刺というのも考えてみれば残虐な所業だと名エッセイストの東海林さだおさんが嘆いておられました。わたくしも東海林さだおさんに深く同意するものでありますが、イワシの目刺は美味しくてよくいただいております。鰯さんに合掌・・・




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