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老猫の日々・3老猫は保護猫で、そして人気最低だったんだ、ニャア!

 現在、一緒に住んでいる老猫は保護猫である。もう少しで保健所行きだったのだが、心優しい娘が可哀そうということで飼うことになった。

 他にも兄弟がいて、この老猫よりも可愛くて無事飼い主が見つかった。この老猫は頬がこけていて目つきが悪くて、子猫なのに可愛くないのだ。なかなかいない、そんな猫? だニャン。だがそんなブサイク猫も娘の優しさに救われ、祖母も「残り物には福がある」のではないかとフォローしてくれた。

 しかしこの老猫は幼少期から性格が悪くてキレ猫だったのだ、ニャン! ちょっとしたことですぐキレてガブッと噛むし、服の上から噛んだと思ってこちらが「へへへへーっ」と笑ったら、「ダダダダーッ」と猫キックを連発するのである。心優しい娘も「癒しにならにゃーい!」と憤

慨しておりました。

ところでわたくし達は当時は妻の実家に住んでいて、その家は大きくて二階は廊下が「コの字型」に設計されていた。賢明な読者諸兄はお分かりと思うが、縦と横の廊下の接点、つまり角のところはどちらかの廊下の向こう側に階段がないといけない。しかしこのキレ猫はアホなので二階廊下の続きが階段だと判断してしまい、あえなく墜落。階段口の手前には低い間仕切りのような防護柵?もあったが、それには隙間があったのでチビ猫はすり抜けてしまった。おそらく2m以上の高さから落ちて、身体能力の高い猫でも直地失敗! したのか、かなりのダメージを負いました・・・。

 しかし骨折とかはしておらず、しばらくすると元気になったニャン! 猫、恐るべし。そのとき頭を強打して性格が悪くなったのだろうか?(今は菩薩様のようだが??)


 ちなみにこの老猫より早く飼われることとなったカワイイ兄弟たちは、みんな交通事故とか病気で早く亡くなってしまいました。(合掌)

「憎まれっ子世に憚る」だ、ニャン!


 

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