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NHKの受信料25,520円は高いような気がする

 先日、NHK放送受信料のお知らせハガキが届いていた。さすが国営放送っといったところで、25,520円を口座引き去りするのに、さも当然という文章である。

 しかし年間の受信料は25、520円というのは、庶民感覚がらすると圧倒的に高い。受信料を徴収している世帯の数はいったいどのくらいあるのだろうか? 1千万世帯を超えているのだろうか。それとも「私はNHKはいっさい観ていません」と腹をくくっている人がたくさんいるのだろうか? このあたりのことは、まったく謎ですべては闇の中で葬られているのか? わからない、わからない・・・・・・

 ところで最近は若者のテレビ離れが進んでいて、20代の男性なんかはケータイとかパソコンの動画で間に合わせているらしい。そういう人たちは本当にNHKを観ていないのだろう。

 しかしが私のように人生の分水嶺を越えてしまったものは、間違いなくNHKを観ていると思う。それはなぜか? NHKが面白いのか? 否! NHKは民放の番組よりうるさくないからというのがその理由である。

 最近の民放番組はやたら騒がしくて1時間も観てしまえば、おじさんやおばさんはもうたくさん、勘弁してくれと感じてしまうのだ。これは、どちらかと言えば生理的は反応である。さすがにNHKは民放番組ほどうるさくはない。(ドタバタ番組が比較的少ないのだ。但しそれはあくまで相対的なもので、紅白歌合戦などはまさに民放も真っ青なお下劣・恥ずかし・早く止めたらいいのにNO1番組である!!)

 それからNHKには教育テレビという強力な隠し玉がある。僕は思うのだけど、全てのテレビ番組の中で、もっとも実用的なチャンネルはNHK教育テレビではないかと51年の人生を振り返りしみじみ思う。おそらく中年のおじさん、おばさんは結構教育テレビを見ている。

 それでも「私はNHKはいっさい観ていません! ええ、誰がなんと言おうと、たとえ阪神が巨人に勝とうと、ジョニー・ディップの歯が白過ぎようと(注:「チャーリーとチョコレート工場」参照)、受信料を払うような行為は生まれてこのかた、いっさいしていまへん!」と言い切る中年はまさに剛の者といえる。おそらく、そんなことを言うことができるのは、大阪のおばちゃんくらいではなかろうか?

 少し話が横道に逸れたが、あまり信用されていないNHKが信頼回復するには、受信料を払っていない世帯には番組を映らなくさせればよい。WOWOWがそうしているのだから、NHKができないはずがない。このやり方だと「NHKを観ている、観ていない」という不毛の論議をしなくてもいいし、受信料を徴収する人の負担もなくなる。

 けれどもこんな簡単はことすら今までしていないということは、つまりニッポン国民は1人残らずNHKを見てしかるべきだあ! という親方日の丸的な体質が某国営放送局には骨の髄まで染み込んでいるということなのだろう。

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