この世界は不平等だ!!
こんにちは異世界じゃない太郎です読んでいただきありがとうございます!
私、異世界じゃない太郎は本気で小説家を目指しています。
学業との両立は難しいですが自分なりに頑張っていきます!
「この世界は、今日も汚れている。俺が直さなければ。ふっはっはっは!」金曜日の夕日に向かって『聡くん』が大声を出している。「ねぇねぇ。ままぁ、滑り台の上に変な人がいるよ」「あれはね、『中二病』っていう重い病気なの。」「そうなの?」「私も大変だったな.....」「ぼくは、あんなお兄ちゃんにならないようにしよ。」そう。俺はこの時確かにあの夕日に向かい誓ったのだ。確かに.....
「今日も夕日が眩しくて、とてもつらいよ!」「ねぇねぇ、パパぁ、あのおひさまに向かってしゃべっているのはだれぇ?」「あれはね、『ナルシスト』っていう病なんだよ。」
「ぼくは、ぜったいならないようにしよ」あの時誓ったんだ。
「あれは、だれぇ?」そこにはコートを羽織った全裸の男と警察官が戦っていた。「あれは.....危ない子よ!」俺の手を引っ張っていく。「.....」
あれから10年と言う時が経った。俺はその時はまだ平凡だった。俺は中二のあの日、あの道を通ったことにより俺のその平凡な日々がなくなってしまうのだ。
俺はいつも通り、360日(ぐうたらするため年末年始を除く)
通る特に何もないただ公園がそびえ立つ一本道を通っていた。俺の行く中学校は、電車で通わないと行けない距離にあるため、駅までの最短距離であるこの道を通っているのだ(その他諸事情により)。
俺はいつも通り空き地の前を通るだがそこにあった...ではなく居座っていたのは、滑り台の上にいた人と似たような格好をした見た目同じ年の男がいた。「何してんだ?あいつ」つい言葉を漏らしてしまう。当然俺はシカトする。普通に考えれば分かることだ。「.....誰かの気が!.....気のせいだな。フッ俺の後ろに立つと怪我をするからな。クックックッ」
丸聞こえだよバカ。俺はそうして乗るはずだった電車を逃した。
帰り道。俺は同じ道を通る。そこには今朝いた男がいた。何か包帯が巻かれている、怪我か?にしては、手に巻かれている包帯が黒く固定するはずの包帯が妙になびいている。俺は思わず話しかけてしまった。「だ、大丈夫ですか?」「あ?あぁ、今日もこの世界はこの俺のおかげで大丈夫だ。」ちげーよ、頭大丈夫かよ?「手のこと何ですけど.....」「この手のことを知りたいか?」「え!まぁ...」「この手はなぁ、俺の力が封印されてんだよ。」「例えば?」「フッ..この手には伝説の竜が宿ってんだよ...」「は、はぁ..」「そしてこの手の封印を解放するとこの世界が滅びるのだよ、だからだ。」あーこいつヤバいやつだ「ヘーガンバッテネ。ジャアオレハカエルカラ」ついつい気持ちか込もってなくなってしまった。
あれから1年と9ヵ月が経った。俺は、近くの普通の学校へ、進学した。なんで俺はあの時この学校を受けることにしたのだろう?きっとその時の俺は、遠くの学校に行くことが嫌になっていたのだろう。あーあ、この時の俺を殴りたくなるよ!
そして今日に至る。俺はこうして行き慣れた一本道を通っていく。
読んでいただきありがとうございました!
今後も頑張っていくので是非ともごひいきに
最初のほうで伏線が結構でましたが気にしないでください!