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月SS:黒歴史ポエム

テーマ「 つばさの行方 」

私の翼はどこにあるのだろう?

背中にあるのは片方だけ。

片翼だけじゃ大空を飛び回れない。


私の翼を見つけたい。

きっとどこかにある私の片翼を。

それがあれば自由に飛び回れるから。


私は翼を見つけた。

初めて見た瞬間、これが私の翼なんだってわかった。

両翼が揃って大空を飛び回って、これが幸せなんだと身体中で感じた。


「ぎゃあああああ――! 恥ずかしい――!!」


顔から火が吹き出しそうなほど身悶えした。

これは……きつい!

私以外にもきっと経験があることだろう。

黒歴史の代名詞ポエムノート。


学生時代の思春期にありがちな自分の心の思うままに綴ったポエム。

誰にも見せないと思って書き、心にそっと仕舞い込んで忘れていた。

ところが、この度家の片付けをしていたら見つけてしまった。


ノートを見るとつくづく若さというのは恐ろしいと思う。

でもまぁ、安心しなさい。学生時代の私。

片翼はちゃーんと見つかったから!

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