表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
107/138

賞味期限

月の音色で朗読されました!

なぁおい賞味期限って知ってるか?

食品の品質が変わらずおいしく食べられる期限のことを言うらしんだけどさ、実は人間にも賞味期限ってあるの知っていたか?

人間は食べ物じゃないからあるわけないだろってか。

あぁ、もちろんお前の言いたいことはよくわかる。普通に考えたらそうだ。あるわけがない。

だけどよく考えてみろよ。よく言うだろ?


脂が乗ってきて調子がいい。

酸いも甘いも経験できた。

渋味が出てきていいねとかってね。


つまりだ。人間は味に例えることができるんだよ。

そう考えたら人間なんて食べ物と紙一重なもんじゃないか。

賞味期限だってあっておかしくないんだよ。


それを言ったら人間の賞味期限がいつ頃なんて誰にもわからないだろって?

まぁ、そう思うよな。

でもさ、実は簡単にわかるんだよ。

性根が腐ったら、それが人間の賞味期限ってやつだ。

だってよ、煮ても焼いても食えなくなったらおしまいだろ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ