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運命  作者: I have no name
思い出の中に
4/25

悲しみと記憶

「かんなーーーーーーーー」


叫ぶだけでは足りなかった。

事情を聴きに来る、マスコミ、警察。

信じられないその光景に、彼はその場から立ち去っていた。


「やばいな、これ完全に俺、犯人扱いじゃん」

なぜか心の底湧いてくる謎の感情。


「これってなんて言うんだっけ。」




帰る家もなく、あてになる友人なども居なく、どこに向かっているのか自分でもよくわからずに、

「一人になりたい」

そう思って、ただひたすらに歩いていた。




そして、彼は駅のホームに一人立っていた。





「まもなく、電車が参ります。白線の内側でお待ちください」

そうアナウンスが鳴り響く。


彼は、白線を踏み越え、一歩、一歩と歩を進めていた。

そして、彼は電車の先頭車両と衝突した。


そのとき、彼の耳には、何か聞こえていた。

その音は、懐かしい音だった気がする。

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