表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/16

赤信号が青に変わる

これを答えるのは簡単だ。

さっきパーソナリティーのかたに説明したように言えば良い。

外にいるっていってたからきっと今もここを見ている。

でも「SeTuNaOTo」はプライベートが公表されてない。

だから家族構成も非公開になっている。

どうしよう…

なんと答えてもこれからの兄の活動に支障が出るのは確かだ。

でもずっと無言でいるわけにもいかない…

どうする

どうすれば良い


「お兄ちゃん、今から私が言うことをそのままマイクに向かって言って。」


突然イヤホンに入ってきた声。

ちょっと高くしているけれど私が間違うはずのないただ一人の声。

兄が動いてくれた。


「わかった。どうぞ」


兄がいる方にうなずいて見せて自分のマイクの音を入れた。


『はるかさん質問ありがとうございます』

「はるかさん質問ありがとうございます。」

『ただその質問には答えることは出来ません』

「だけどはるかさんの質問には答えることは出来ません。」

『知っていると思うけどSeTuNaOToはプライベートは非公開です。俺がここで答えると前例ができてしまい他のメンバーにも迷惑がかかることになる。』

「知ってるでしょ?SeTuNaOToはプライベート非公開だって。俺が答えちゃうと他のメンバーにも質問が飛ぶ可能性ない訳じゃないからね。」

『ただひとつ言えるのは、僕がプライベートで一番大切にしているのは家族で君たちが何か勘ぐるようなことは一切ない。質問ありがとうございました。』

「ただ、俺がプライベートで一番大切なのは家族ってこと。彼女はまだ当分いいかな。質問してくれてありがとうじゃあまたね。」


マイクの接続が切れ、パーソナリティーの人が何か言ってるような気がする。

でも兄が笑顔でうなずいてくれたからもうなんでも良いような気がした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ