表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/16

黄色信号のお知らせを無視する

とうとう最後の身代わりの日をむかえた。

今日を終えればアルバイト終了。

三日後の世界最大級の同人誌即売会を待つのみとなる。

あの作家さんの新作ほしいなーとかあのシリーズほしいなーとか考えていたからかもしれないが今日までがとても早かった。

そして今日はラジオの公開生放送。

兄はちょうど医者に行って明日からの活動の許可をもらうらしい。


「…こんなにたくさん観覧でいるものなんですか?」

「まあ人にもよるけど聖司の場合ならこんなもんかちょい少ないくらいだろ。

「うわー」


あらためて兄の人気を感じて感動した。

さらにはプレッシャーも


「これ、失敗できないですよね。」

「そうだけど、一応質問の内容は前もって確認しているしリスナーと電話で話す方もあんまり変な質問をしそうな人には連絡いかないようになってるから大丈夫だ。これ終わったらご飯でも食べに行こう、3人で。」

「…はい。」


なんとも言いようもない不安が襲ってきて鳥肌がたった。

ホントに何事もなく終わるのだろうか。


「さあ、出番だ。俺はブースで見てるから、」


大丈夫というように背中を叩き隼人さんは私から離れていった。

大丈夫。

私は「聖司」だ。

ちょっとナルシストが入ってるけれど仲間思いの「SeTuNaOTo」のメンバー。

大丈夫。

イメージは私の中にある

あとはそれを演じるだけ。

もう少ししたら兄が私の格好でここに来る。

隼人さんと一緒にいくか私を見守ってくれる。


だから大丈夫


いくらそう言い聞かせても嫌な予感はきえてくれなくて

鳥肌も収まってはくれなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ