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白い雲をつかめ

私が兄が大好きだ。

それはまだ私が幼いころから変わらない。

私がまだ幼いころから両親は二人で旅行に行ったり、仕事で家を空けることが多かった。

まだ小学校に入る前には一緒に行くこともあったが兄が小学校に入ったころから一緒に行くことはなくなった。

兄がしっかりしていたからなのか、近くに祖父母が住んでいて何かあっても安心していられるということなのかもしれない。


何をするにも兄とともに一緒に。


小学校に入ってもあまりそれは変わらなかった。

そして小学校時代なかなか友人ができな勝った私は中学で演劇部に入部した。

兄がスカウトされたのもそのころだった。

それぞれが演技というものに魅了されどんどんのめりこんでいった。


兄がデビューし最初は俳優として様々なドラマや映画に端役として出た。

私は学校の演劇部で主演や助演。後方担当をしていた。


兄のマネージャーに会ったとき

兄と同じグループのメンバーの築哉さんと会ったとき


ずっとアイドルにならないかといわれた。


ならないと断り続けた。

でも・・・


いま歌ってみた。

初めて本格的なスタジオの中でレコーディングをしてみている。


楽しいとこんなに思ったのは演劇部に入って初めて役を演じたときくらいだ。


ついつい顔がゆるみ笑顔になってしまう。

兄はこんな顔あまりしない。

「SeTuNaOTo」の聖司はなおさらだ。

だからちゃんと演技をして、隼人さんが写真を撮る。

それを意識しないといけないのに・・・


「桜子ちゃん楽しい?」


近くに来た隼人さんがみみうちしてきた。

思わず顔を見て笑ってしまった。


「たのしいですよ。楽しくなきゃこんなににやけませんもん。演技できてないですよね、すいません。」

「いいよいいよ。そんなに楽しそうな桜子ちゃん久々にみたし。」


こんな体験ができてちょっと兄がうらやましいかもと思ってしまった。


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